過去30年以上にわたる、

日本国破綻フェーズの変化。


フェーズ①  1990年代前半

バブル崩壊による「失われた日本」の始まり。

やるべきだったことは、

・公的資金投入と同時に関係者の逮捕と刑事罰。

・クソな銀行、クソな会社は潰すべきだった。


フェーズ②  1990年代後半

金利を下げ過ぎでゼロ金利にした。日本社会が腐る根本原因を作った。従来の金利の上下を行い、政策金利を1%以下にすへきではなかった。


また、下手に国の借金を増やしてもいけなかった。危機の先送りばかり。このことが四半世紀後に致命的悲劇をもたらす。


フェーズ③  2001年〜

この辺りで一部の専門家から、財政悪化の懸念の声が出始め、将来的に日本がデフォルト(国家破綻)するのでは❓の声も上がる。2006年に金融緩和を一旦解除したことがあり、まだ健全性が残っていた。


2002年当時の私は「今すぐデフォルトはないだろうが、5〜10年後、又は15年以上未来にデフォルトの可能性がある」と判断す、「米ドルをタンス預金で持つ」対策を考える。


また将来的に1946年の預金封鎖のような暴挙を政府がやることと、国民1人1人に番号をつけ管理させ、銀行口座に紐付けさせるような動きがあるだろう…と予想した。


フェーズ④  2008年〜2012年

リーマンショック後、この段階で後戻りが非常に困難になる。現在のような日銀に国債を買わせていたが、財政ファイナンスまで行ってない。


まだ当時は日銀という中央銀行は、政府とは距離があり、健全性が残っていた。またリスクオフの円買いが強くあり、リーマンショック後の不況時には、円買いドル売りによる円高ドル安が顕著だった。


フェーズ⑤  2013年〜2020年

昨年末の第二次安倍内閣発足により、4月から異次元緩和に突入。絶対にやってはいけない領域に突入した。この段階で一旦デフォルトの可能性は無くなる。だが、それは危機が去ったわけではなく、新たなハイパーインフレの可能性になった。危機を先送りしただけであり、爆弾の破壊力がより強大化したのだ。


フェーズ⑥  2021年〜

▶︎超円安と日銀債務超過の恐れが可視化

YCCを決め、その後修正により債務超過へ。

超円安とは150円超が昨年あったが、再びこのラインを超そうとする気配。



フェーズ⑦  今年以降

▶︎ハイパーインフレだけでなく、再度デフォルトの可能性が再浮上。更には資本規制、預金封鎖の可能性も浮上。全ての危機に備える必要あり。


フェーズ⑧  ジエンド以降

金利が急激に上昇。金融機関は債務超過が拡大し、連鎖破綻へ。絶対安全安定と言われた銀行員、さらに公務員は大量失職。


住宅ローンは変動型は一気に2〜3%上昇にて、支払い額は数万〜10数万円増加も。固定金利でもある程度の上昇は避けられず、破綻者が続出。


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