今日はやる事がたてこんでしまい、為替概況はお休みする。

あの東日本大震災から8年経過した記事は、別ブログでも書いた。巨大地震、火災、大津波、停電、さらに原発事故…

特に忘れられないのは原発事故だが、昨今の財政破綻と似た面があると思った。両者は全く無関係だが、危機管理という面で非常に似通っている。

最悪の事態を想定しそれに備えようとする者
最悪の事態なんて起きないよと、
考えが自己完結してる者
後者は「〇〇だから絶対に△△やなんて起きない!」と。

今から約30年前、チェルノブイリ原発事故の後、電力会社は「チェルノブイリの事故は圧力を異常に上下させるという、信じられないような
試験運転を行っていた。日本では絶対にやらない運転手法だ。だから日本ではこのような原発事故は絶対に万が一にも起きない。」といってた。
正にこの考え方だった。

しかし!
現実にレベル7の大事故は起きたのである。

「〇〇だから絶対に△△なんて起きない!」のはずが、「〇〇であっても△△が起きてしまった一例」になったともいえる。
頭の悪い首相が「全電源喪失は絶対に有り得ない」と言って対策を怠ったら、かわずか5年後に現実に全電源喪失がおきた。

国家破綻、ハイパーインフレは
ご存知の通りリフレ派が「絶対にありえない」と豪語しまくっている。

「〇〇だから絶対に△△なんて起きない!」なら
日本は世界最大の債権国だからと。

債権といってもここでは詳細に触れないが、売れないようなクズの債権もあるのでは?という懸念もあるし、第二次世界大戦後、日本政府は実質破綻状態になり、預金封鎖してハイパーインフレになった前科がある。国内だけの負債、全て日本円であったにも関わらず…である。

ハイパーインフレに関しても戦後の場合、戦争で工場やインフラが破壊され生産力がなくなったから起きたのであって、現在はハイパーインフレは絶対に有り得ないと言ってるが、危機というのは必ず今までとは違うパターンで不意打ちを食らうようにやって来るものであり。歴史上それは明らかだ。

私は財政危機がいずれ来ることを2003年に察知した。いままで準備できなかったりもしたが、今ようやく対策に動きだすことができるようになった。

先ほどもいったが「〇〇だから絶対に△△なんて起きない!」ならば対策、できることをやろうと考えるのが正常と思っている。

逆に絶対に起きないんだから対策などやるな!というのは危険極まりない。そうやって最悪の事態が来て茫然とするなら対策をするがマシである。

リフレ派が「〇〇だから絶対に△△なんて起きない!」と言い張るのはなぜだろう?

そんなに主張を認めてもらいたいのだろうか?いや、主張するのは勝手だがこちらはこちらの信じてるように行動させてもらうぜ!ってことになるのだ。

これは万全とは言えないが、
できることはこれしかない。
・外貨特に米ドルをタンス預金で持つ。・香港に銀行口座を開設し貯金だけでなく投資もする

これしかない。最後に私は「絶対にありえないことは、実際に起こりうる」という考えであり、人類の歴史は絶対にありえないことの繰り返しでできている。

とあるリフレ派らしきものが「どう考えても無さそうなことは、無いっていうのも専門家の仕事」なんていってたが、私に言わせればそんな者は専門家でなく御用学者だ。御用学者ほど信用できない連中はいない。連中の意見に合わせるなど馬鹿馬鹿しい!こちらは自分の信じた道、やり方でやらせていただく。

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