最近は、10月に開催が決まった「竹城パワーフェスタ!」の広告主を探しつつ、
広告画像やらポスターのデザインを作りつつ、
竹城パワーボールなどの企画を考えつつ、
防災士として地区防災計画の策定やら調査をしつつ、
ブログのネタを探し、週1ペースで投稿しています
そんな中、息抜きでやってる事が「AIチェック」です。
何かというと、これまで筆者が作ったポスターやら企画書やらのファイルを最新のAI(Claude-3.5-Sonnet)に読み込ませ、作成者がプロなのか、アマチュアなのかを理由を添えて判定させ、ついでに作成者のプロファイリングもさせるというものです
例えばこちら。去年のパワーフェスタの企画、竹城パワーボールのポスターです。
これを判定してもらったところ、以下の様な感じで回答してきました。
Claude-3.5-Sonnetによる回答
この画像は、アマチュアが作成したものだと判断します。
以下に理由と推測される作成者の人物像を分析します。
アマチュアと判断した理由
デザインの一貫性
全体的なデザインに統一感が不足しています。フォントや色使いにばらつきがあります。
レイアウトのバランス
情報の配置が必ずしも最適ではなく、プロフェッショナルなバランス感覚が欠けています。
タイポグラフィの質
フォントの選択や大きさの調整が洗練されていません。特に「TAKESHIRO POWER BALL」の部分が他の要素と調和していません。
色彩選択
パステルカラーの使用は良いですが、色の組み合わせや階調が専門的な知識に基づいているとは言えません。
視覚的階層
重要な情報とそうでない情報の区別が明確ではありません。
グラフィック要素: シンプルな円形デザインは使用されていますが、より洗練された装飾や図形の使用が見られません。
作成者の推測される人物像
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年齢: 20代後半〜30代前半の若手社会人または地域活動に熱心な方。
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職業: 地域のコミュニティ活動や小規模なイベント運営に携わる会社員または自営業者。
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技術スキル: 基本的なデザインソフトウェア(例:Canva, Adobe Illustratorの初級レベル)を使用できる。
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性格特性: 創造的で、新しいことに挑戦する意欲がある。コミュニティ志向が強い。
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興味・関心: 地域イベントの企画・運営、スポーツイベント、コミュニティ活性化に関心がある。
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経験: 地域のイベントポスターやチラシを数回作成した経験がある。
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教育背景: デザインの専門教育は受けていないが、オンライン講座や独学でデザインスキルを磨いている。
回答ここまで
だそうです
筆者的には「ボランティアで作ってる割にクオリティ高いよね」ではなく、
「業者に頼んだ様にしか見えない…」を目指して作成にあたっていたので、普通にアマチュアだと看破されたのが残念でした。
人物像については、そこそこ合ってる気がします^p^
一方、筆者的にも会心の出来だ!!!と思っていた幾つかのデザインについては、
プロによる作品だと誤認したものもありました。
例をあげると、こちら
Claude-3.5-Sonnetによる回答
この画像は、プロのデザイナーが作成したものだと判断します。
以下に理由と推測される作成者の人物像を分析します。
プロと判断した理由
レイアウトの洗練性
情報が整理され、視覚的に優れたバランスで配置されています。
タイポグラフィの質
フォントの選択と使用が適切で、読みやすさと美的バランスが取れています。
伝統的デザイン要素の使用
上下の和柄の帯や桜のモチーフなど、日本の伝統的なデザイン要素が効果的に使用されています。
色使い
青、赤、白の配色が調和しており、神社の雰囲気を適切に表現しています。
情報の階層化
重要な情報が目立つように設計されており、読み手に配慮したデザインになっています。
印刷技術への配慮
印刷時の色のずれや細かい文字の潰れなどを考慮したデザインになっています。
作成者の推測される人物像
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年齢: 40代〜50代。長年の経験に裏打ちされた技術を持っています。
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経験: グラフィックデザインの分野で15年以上の実務経験があると思われます。
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専門性: 寺社仏閣や伝統的な日本文化に関連するデザインに特化した経験を持っています。
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教育背景: デザイン専門学校や美術大学でグラフィックデザインを学んだ後、実務経験を積んでいます。
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技術スキル: 従来の印刷技術に精通し、デジタルツールも使いこなせます。
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文化的知識: 日本の伝統文化、特に神道や仏教に関する深い知識を持っています。
回答ここまで
だそうです
色々と褒めてくれてるのは良いんですが、
そもそも作品のクオリティにムラがある時点で
アマチュアってことなんだろうと思います
人物像については、1~6までカスりもしてません
で、
ここで終わってしまうと、
本当にただの息抜きで終わってしまうので
こんな質問をしてみました。
筆者(イメージ)
どの様な内容を習得すれば、あなたがプロと誤認するレベルの作品を安定して作ることができるでしょうか?
キーワードを箇条書きで挙げ、関連する書籍についても紹介してください。
そうしてAIが上げてきたキーワードがこちら
- グラフィックデザインの基礎理論
- タイポグラフィ
- カラー理論
- レイアウトとコンポジション
- ビジュアルヒエラルキー
- グリッドシステム
- ユーザーエクスペリエンス(UX)デザイン
- ブランディングと一貫性
- 印刷技術と紙の知識
- デジタルデザインツール(Adobe Creative Suite等)
- デザイン思考
- 情報デザインとインフォグラフィックス
- アクセシビリティとインクルーシブデザイン
- デザイン心理学
- トレンド分析と応用
書籍についても数点挙げてきましたが、AIの弱点がモロに出ていました。
実在する書籍はあるものの、実在しない書籍もいくつか含まれていたので
Amazonで探してみました。
ちなみに、AI曰く効率良く学習出来る順番になっているとのこと。
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①ノンデザイナーズ・デザインブック [第4版]
②決定版 ⾊彩⼼理図鑑: 隠された⾊の⼒を知る・使う
③タイポグラフィの基本ルール ―プロに学ぶ、⼀⽣枯れない永久不滅テクニック―
④グリッドシステム グラフィックデザインのために
⑤情報デザインの教室 仕事を変える、社会を変える、これからのデザインアプローチと⼿法
⑥UXデザインの教科書
⑦デザイン思考が世界を変える〔アップデート版〕: イノベーションを導く新しい考
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せっかく、近所に図書館もあることなので衝動買いする前に探しに行ってみるのも良いかと思いました。
-終-
今回は筆者の近況でしたが
次回からまた通常モードでお送りします