オレンジと紫色が交じり合う。
街はネオンが光りはじめてる。
空がマーブル色になってるこの時間が好き。
キャンパスに絵の具をぶちまけて、手でグチャグチャに混ぜるみたい。
全部混ざって、そのキャンパスが真っ黒になったら、部屋のガラスを割って上に振りかける。
そしたらキラキラして少しキレイでしょ?
でもそんなガラスもここだと、街のネオンに負けて輝かない。
空はブラックホールのように真っ暗で、主役はネオンなの。
もうすぐこの空もオレンジ色と紫色が混ざって真っ暗になっちゃう。
時間は止まらない。人も止まらない。お金も止まらない。
だから私もその輪っかの中に飛び乗って、
早くバイト終わらないかなーって思ってる(笑)
錦は嫌いだから。
キラキラしたネオンをたどって錦に向かう人達。
でもその小さい箱は輪っかのスピードが他より早くて、そこで働く役者さん達はまるでロボット。
この箱でずっと生きるのはどんな気持ちなんだろ?
数時間だけ輪っかに乗っかってる私。
でも私はそれが苦しくて、大きな空が恋しくなる。
バイトが終わると、イヤフォンつけて大音量で音楽聴いて、地下鉄に向かって歩いて長いトンネルにin-outすれば
静かな地元。
私の大好きなガラスの破片。
星が輝いて、やっと深呼吸できる。
でもその時が来るまではこの錦で輪っかに乗っかって、今日もアイスピックで氷を砕く。
時にはシャンパン開けたり、悪ノリでバイト仲間とショット飲んだりね。
I'm not interested in money,I'm just wanna be wonderful.
超有名なセックスシンボルが言った言葉。
私もあなたに大賛成。
よし!
もうすぐ行かなきゃ。
今日もバイト頑張らないとね。