皆さん、こんにちは!管理人のタカです。
今回は、将来的に暗号資産が世界共通の通貨になるかどうかについて書いていきます。
世界共通の通貨!というと、ちょっと大げさに聞こえますが、なるかならないかで大分価格への影響が違います。ようやく資産として認められてきた暗号資産ですが、現在、購入しているのは、個人投資家と大口投資家と機関投資家ですね。
これが、ドルのような、共通通貨となった場合、だれが購入するか?購入というか換金・・・ですね。
世界中の企業や政府が保有するようになるということです。
ビットコインがそれにあたるかということはさておき、コインによってはそれに近い存在になると思います。一番近いのはXRPでしょう。別記事でも書きましたが、XRPは、リップル社のODL(On-demand Liquidity)によって、国際送金のブリッジ通貨として既に流通しています。これからは、インターネットでも手軽に送金ができるようになるでしょう。
個人の支払いとして、暗号資産払いをするようになるのはなかなか難しいと思います。
それは、日本でもデジタル通貨の検討がはじまり、実現したら、使う側としては電子決済という点でどちらでもよいことになりますからね。あとは税金の関係も・・・
暗号資産の最大の利点は、分散化台帳により改ざんができないという点です。手軽に送金ができ、決済による取引履歴等をいつでも呼び出せることです。
一枚の1万円札がいろいろなところを流通した際に、その1万円札にびっしりとその履歴が書き込まれているようなものです。
企業がこの暗号資産を使って、取引先との決済をしていたらいろいろと便利になるでしょうし、経費もかなり削減できると思います。
現に、リップル社のODLを利用して送金を開始した、マネーグラムは急激に業績を上げています。(現在、大手送金企業の Western Union がマネーグラムを買収するという噂がでていますね。)
世界各国では、暗号資産で支払いのできる店が増えてきてはいますが、本当に利用されているかは疑問です。日本でもいち早く、2017年7月に全店舗で暗号資産決済を導入した、ビックカメラですが、ほとんど利用されることはなかったそうです。
10年後、20年後にはどうなっているかわかりませんが、現段階では、日本円のように暗号資産を使ってモノを買うようになることはないでしょう。(買えることは買えるが利用者は増えないということです。)
世界も同様と思います。
ただ、XRPのように国際送金やインターネット決済にブリッジ通貨として利用される動きは広がるでしょう。そして、別のコインも同じような利用の仕方で企業間の取引が行われるようになると思います。
要するに需要は高まるということです。需要が高まるということは価格にも反映されるということです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。m(_ _)m