こんにちは!韓国の大田(テジョン)在住、現在は専業主婦をしている元・皮膚美容管理士です。 実は私、腰のヘルニアで少しお休み中なのですが、この時間を使って、私が韓国の皮膚科(肌管理室)で働いて経験したことを、包み隠さずシェアしようと思います。

韓国で美容の仕事をしたい!と思っている方の参考に、少しでもなれば嬉しいです。
 

🏥 大手チェーン店 vs 個人経営
私は両方のタイプで働いた経験がありますが、記念すべきエピソード1は、**「大手チェーン皮膚科」**での激動の日々からお話ししますね。
 

💦 まさかの「英語」と「暗記地獄」
私が働いていたのはソウルではなく大田。 「日本語が必要かな?」と思いきや、実際は**韓国語と英語が100%**の環境でした。意外かもしれませんが、大田は中国人、ロシア人、ベトナム人の患者様が多く、共通語として英語が飛び交っていたんです。

語学については、結婚前から約10年の留学経験などがあったので日常会話は問題なかったのですが……仕事となると話は別でした。

  • 専門用語のオンパレード

  • 膨大な施術メニューの暗記

  • 注射施術で使う「配合レシピ」の暗記

これがもう、想像を絶する大変さでした(泣)。 特に、注射器にセットする薬剤の配合レシピ(レシピの暗記)は、間違えられないプレッシャーもあって、毎週行われるテストのたびに胃が痛くなる思いでした……。 資格を取ってすぐの就職だったので、機械の使い方も一から覚え直し。入社してしばらくは、本当に必死な毎日でした。
 

🔥 平日でも300人超え!戦場のような現場
テストや暗記の壁を乗り越えて、仕事に慣れてきても、別の試練が待っていました。 それは**「圧倒的な患者さんの数」**です。

平日の何でもない日でも、オープンからラストまでひっきりなしに人が訪れ、1日320〜400人のケアをこなします。 特に土曜日は、営業時間が短いにも関わらず400人近い方が来院されるので、まさに**「戦場」**。スタッフみんなで回し車のように動き続けていました。
 

私がいた頃はオープンしてまだ半年ほど。安定するまでは韓国の祝日もお構いなしで営業していたので、本当に「働き詰め」の毎日。 でも、そんな中で得られた経験や知識は、今の私の財産になっています。
 

(次回、エピソード2へ続く……!)