湯西川温泉旅行その5は帰路編です。
てんで止む気配のない雪を窓から眺めながら、チェックアウトの時間を迎えました。
精算を済ませた後、宿のお土産コーナーをウロウロして時間を潰しつつ、覚悟をキメて外へ出ると降雪そのものは収まってきたようだったので、車の上に積もった雪を降ろして、とりあえずエンジン始動。スタッドレスで来てね、と念を押したにも関わらずノーマルタイヤで来てしまったY氏、ここでやっと後悔。雪道をソロリソロリと出発します。
しばらくはこんな風景の中を速度を落としながら進みました。
冬の湯西川温泉に行くときは、絶対に冬装備の車で行ってくださいね!
道の駅湯西川あたりまで出ると、路上の雪は解けていて普通に走れるように。
川治温泉から鬼怒川温泉あたりまで来て、雪道の恐怖から解放されたY氏は急に元気になり「どっか道の駅ないの?」と言い出しました。よくわからないけど彼は道の駅が大好きなんです。オジサンは道の駅って当たり外れが大きいと思うんですけどね。まぁ、そう言うだろうとは予測していたので事前に調べておいた「道の駅 湧水の郷しおや」へ向かうことにしました。
周りになにもない中にポツンと登場。"JA農産物直売所" の看板に興奮するY氏。
こちら側の建物は "交流館" と名前がついていて、地元の方々の公民館とか集会所みたいな使われ方をしているところのようです。
ところが先に入館したY氏は早々に出てきて「だめー」。へ?なにが?
全国旅行支援の地域クーポンが使えない、ということで一気に興味を失ってしまったようです。クーポンが使えなくても直売所はココで寄っておかないともう後ないよ、と声をかけても彼の頭の中はクーポンを使うことでいっぱいで聞く耳を持ちません 元々以前はクーポンなんかなくても直売所でお買い物してたのにね。
ということで、湧水の郷しおやを後にして、道中の佐野サービスエリアを目指し、日光道から東北道をまっしぐら。佐野サービスエリア(上り)は何度か立ち寄っていますが、いつもトイレ休憩だけ。今回は駐車場から見て左手にあるレストランで昼食をとることにしました。地域クーポンが使えるかが先に立つY氏のために、事前にクーポンが使えるかを事前に確認の上、入店
オジサンは名物の "耳うどん御膳" をいただきました。
細く切らずに板状の生地を軽く丸めたうどんが特徴です。お膳の左上にあるのは耳うどんに黒みつをかけた甘味でした。Y氏は(前回に引き続き)なぜかとんかつ定食。まぁ、本人が好きならそれでいいんですけどね。せっかくなので耳うどんをお裾分け。口に入れて「あぁ、うどんだ」って・・・だから、うどんだってばさ クーポンの残りを、ここでお土産購入に充てて使い切り、あとはほぼ順調に来た道を戻りながら春日部に帰還。
初日の夜の記憶がないことと、帰路の湯西川エリアの雪道が怖かったことを除けば、概ね満足な旅行となりました。