「仮面ライダー」を第89話まで見ました。
第88話 怪奇 血を呼ぶ黒猫の絵!
脚本:島田真之、監督:塚田正煕
ネコもヤモリも絵から絵へ瞬間移動をしたり、口から火を噴いたり、吸盤からエネルギーを吸い取ったりしないのですが、なぜかネコヤモリになるとできるようになっちゃうようです。その能力を使って密室殺人を繰り返し、F作戦まで本郷の目をそっちに引きつけておくことが役割のはずなのですが、なぜかF作戦の開始前に本郷を襲ってネタばらしをしてしまいます。ブラック将軍って歴代大幹部の中でも突出してアタマ悪そうですよね・・・
世界平和会議の開催地となったのは西熱海ホテル。こちらは2006年に廃業し、既に建物は取り壊され今はマンションが建ってるそうです。熱海ロケをしていますが、レギュラーで現地に行ったのは滝だけ?何か他の番組の撮影のついでに撮ったんですかね?
第89話 恐怖のペット作戦 ライダーを地獄へおとせ!
脚本:石森史郎、監督:山田稔
恐怖のペット作戦が始まると「ライダー」も終盤だな、という感じですね。この回からOPが「ライダーアクション」、EDが「ロンリー仮面ライダー」に変更。残すところ10話です。
カナリコブラは頭痛を起こさせる鳴き声と、毒を仕込んだ右腕が武器。珍しく素材にした生物の特性がちゃんと活用されています。
後半パートで怪我をした様子で本郷が脚に添え木をしているシーンから始まりますが、前半パートでの戦闘で負傷したような描写あったっけ?と思ったら「敵を欺くには」云々。特になにか効果があったようにも思えないのですが・・・。その終盤の戦闘では早くも次の怪人・ネズコンドルが登場。二人がかりで有利に戦闘を進めていたのに、カナリコブラは慢心から敗退。ネズコンドルは仲間を見殺しした上で滝に襲いかかります。なんだかよくわからないというか不自然なシナリオ・・・