宿に到着したところで終わってしまった「その1」からの続きです。
奥塩原新湯温泉には源泉のことなる3つの共同浴場があり、それも人気になっています。
新湯エリアの旅館の宿泊者は無料で利用できるので、早速浴衣に着替えて出発です。
まず一番近い「むじなの湯」です。
脱衣所はただ棚があるだけで、浴室も2~3人でいっぱいという大きさの浴槽が一つあるだけです。お湯は多分一番熱かったです。Y氏はほとんど予備知識ないままで連れてきてしまったので「熱い熱い」と大騒ぎでした。「むじなの湯」は数年前からお湯が貯まらないとか湯温が低いなど調子が悪く、しばらく休業が続いていたのですが、我々が訪れる数日前くらいから再開したようです。そんな理由もあって、熱いお湯が貯まっていることに感謝しながら浸からせてもらいました。
続いて道路を挟んだ向かい側にある「寺の湯」に向かったのですが、混んでいたので後回しにして、先にもっと奥まったところにある「中の湯」へ行きました。
脱衣所は棚+カゴのみです。浴室はどこも似たような作りでした。お湯の温度はここが一番適温で、すんなりと浸かれました。「中の湯」は新湯エリアの旅館4軒すべてが同じお湯を引いていることもあって、わざわざ浸かりにくる人も少ないのか、上がるときに入れ違いになった人が一人いただけでのんびりできました。
最期に戻り道がてら改めて「寺の湯」に行きました。
「寺の湯」は相変わらず混雑中。しばらく外で待っていると、二人出てきたので、いざ入場。3つの中でここだけは混浴です。
中におじいさんが素っ裸で寝ていたので、ここは中の写真は撮っていません。浴室の画像は塩原温泉の公式サイトより拝借しました。脱衣所は「中の湯」と同様に棚+カゴ。浴槽は2つあって温度が異なっていました。オジサンは軟弱者なのでぬるい方のお湯だけ楽しんできましたが、Y氏は果敢にも熱い方にも挑戦・・・しかけて断念 3つある共同浴場の中では「寺の湯」がもっとも酸性度がキツいので、適温のお湯に浸かると沁みるような感覚が少しあります。
しかし、あのおじいさんは何なんでしょうね?いわゆるワニってヤツですかね?最初は倒れてるのかと思ってギョッとしたのですが、すぐにイビキが聞こえてきたし、途中で起き上がって熱い方の浴槽に浸かっていたので、特に声もかけませんでした。
3つ制覇して宿に戻って、フロントで今回の宿泊プランについている貸切露天の予約を尋ねると夕食前後の時間しか空きがなかったので、夕食前を予約。食後のY氏はアテにならないので
部屋に戻って、水分補給と体内のアルコール消毒をしているうちに時間になったので、貸切風呂へ。貸切露天は3種類あるのですが、自分たちが借りたのは「りんどう」という名前がついている陶器製の浴槽でした。
脱衣所はカゴが2つと洗面台がついています。小さいながら洗い場もついていました。肝心の浴槽はご覧の通り、非常に小さく、オジサン二人で体育座り状態で入っていても仕方ないので、洗い場を交代で使いながら順番こで入浴しました。成人男性なら一人。カップルがイチャイチャしながら入るには丁度いいかもしれません そうこうしているうちに夕食の時間になったので、カギ(?)をフロントに返して客室に戻ります。
その3に続きます。
