二日前にアップしたと思ったら、なぜかされてなかったので再度アップします。
コミュニケーションには、「場所」というものと密接な関わりがあるはずです。
僕は、「場所」というものを、気体のようなものだとイメージしています。
空気のように、重さがあり、密度があり、温度・湿度があり、風が吹けば流される。もちろん抽象的な意味での話ですが。
単に雰囲気や役割と言ってしまうことも可能ですが、気体とイメージしたほうが僕的にしっくりくることが多いんです。人や物が動くことで場所がかき乱されたり、雰囲気が開口部や隙間などから流れ出たりする様子なんかがです。
なんかよくわからないことを書いてますね。すみません。
何もない場所で発生した気体が放射状に広がるように、「場所」も何もない砂漠のような場所では放射状に流れ出し、薄くなっていきます。空間を壁等で囲うことで、「場所」をある程度中に閉じ込めることができます。
何らかの想像力を掻き立てるきっかけを作るためには、空間から流れ出した「場所」との接触が必要だとイメージしています。
この課題の前半は、壁による囲い方などで、「場所」の流れを上手くコントロールしてやれればいいのではないか、という方針で進めていました。そのため窓や隙間を意識していたのだと思います。しかし思いつく形はどれもなんというか、深い森のような威圧感をともなってしまうものばかりでした。
もっとソフトでシンプルに、「場所」をある空間にとどめながら、なおかつそれが少しずつ流れ出していくような形はないか、と考えました。そこで思いついたのが「くぼみ」です。
気体のように、重みのある「場所」ならくぼみの中に流れ込んで留まり、「場所」が大きくなっていくとともに溢れだしていく、というイメージです。
いくつか画像で例をあげてみました。
映画「2001年宇宙の旅」の、原始人が未知の物体と遭遇するシーンです。畏怖、緊張感といったものが地形のくぼみに充満しています。
パリのポンピドゥーセンターの正面にある傾斜です。座ったり寝そべったりしている人もいれば、ストリート・ミュージシャンやアーティストが小銭稼ぎに作品を売ったり、パフォーマンスしたりしています。クリエイティブなエネルギーのようなものがこのくぼみに流れ込んでいるように感じました。
地形を見ても感じます。山々に囲まれ、濃縮された「場所」が積層し、町や都市となっていくといったイメージを勝手に抱いてます。
重なった円の中に四角形が描いてあります。辺が中央に向かって曲がっているように見えませんか?見えない人は心が曲がってる人です。
こんな感じで、くぼみという形にも人の注意を中に引き込む作用があるのではないかと思ってます。
と、フィーリングだけの胡散臭い話はここまでにしておいて、何やってるかを書いてきます。
くぼみの断面は、斜面にするか、下に凸の放物線型(スケボやる所みたいな)にするかとも考えましたが、最終的に面白そうだと感じたのは階段状に掘り下げていくことでした。段の幅や高さについていろいろ可能性を模索しています。
↓くぼみをいろいろな形に引きのばして、場所の流れを作ってやることをイメージしながら作った模型です。
プログラムはないです。水滴が表面張力でくっつきあう瞬間をイメージしました。屋根は余ったボードを適当に乗せただけです。あるくぼみの中にいれば、そのくぼみが繋がっている先の空間に意識が向いていくのではないかと考えました。
形に関してはこれ以上はプログラムがないと考えようがないので、プログラムを設定しました。
小学校で行きます。
コミュニケーションがなされる場であるということと、天井と床の高さが場所によって異なるので子どもにとっては楽しそうだ、と考えたからです。
生徒数や教員人数、敷地なんかもオリジナル設定で進めてるところです。






















