今年もよろしくお願いします。




縫うの半年かかった龍でご挨拶。












さてと、静岡にて1人で7件ハシゴした話を始めようか。少しは刺繍の話しろよ。



午後イチで静岡駅に到着。


改札出てすぐ、駅の中にある『餃子研究所』にてオヤツを食べる。




目玉焼き、卵焼き、ゆで卵、etc…


卵料理は全て半熟であれ。パサパサの卵料理は許さない。タイオムレツもギリアウト。という理念を掲げ生きてる私ですが



おでんだけは別なんですね。



まず卵をくずし、パサパサの黄身をツユに溶く。それに糸蒟蒻を絡ませてちょっとした麺類として楽しむ。それがおでんの楽しみなのです。想像に易いと思いますが、ビジュアルは最低。写真に撮って『これがたまらない!』なんてインスタに上げようもんなら品性問われる。


言わずもがな、静岡おでんに欠かせないダシ粉はたっぷりね。生粋のローマっ子がカルボナーラに胡椒をバリバリかけるのと同じ勢いで静岡っ子はおでんにダシ粉をバサバサかけるのが常。ただし店内のエアコン送風機能に気をつけて。私はかなりの頻度で横風に煽られスマホをダシ粉まみれにします。覚えておきましょう、胡椒と違ってダシ粉は軽い。







餃子研究所なので、もちろん餃子もね。これから友達に会うので女餃子を注文。(ニンニクではなく生姜がガツンと効いてる)







隣で50代カップルが初々しい雰囲気でデートを楽しんでいる。まだ『初々しい雰囲気』なのに昼からここで飲んでる事に全力で好意を抱きながら、すっぱみかんサワーで餃子を流し込む。



我ながら良いスタート。絶好調だ。










その後は人宿町に移動して親友みーくーと静岡醸造さんにて待ち合わせ。コウダイ君のリップサービスとこだわりのクラフトビールに酔いしれる。



ただいつも一緒に飲んだくれる親友みーくーは只今ノンアルコール生活中なので(静岡醸造には美味しいノンアルコールドリンクもあるのです)



サクッと近況を交わし、解散。


引き続き1人飲みに戻る。









父親に会いに、ほっとい亭に行き心と体を完全に温め






本腰入れて『橋』にて地酒をしばこうかと思いきや、痛恨の正月休み…









そこでついさっき、みーくーにオススメしてもらった青葉おでん横丁にある『しずおか』さんに行ってみる事に。



『しずおか』って店名が良すぎる。


東京タワーが『東京の、タワーです。』と迷いもなく東京代表を名乗り圧倒的存在感で他者を寄せ付けず鎮座し続けているに近いポリシーと緊張感を感じる。





磨りガラスの外からも伺える、常連さんと思われる方々がひしめき合う狭い店内。意を決してドアをガラッと開けると



秒で大将と思われる方に

「うち、おでんねぇよ!」と叫ばれる。


おでん街なのに?なんて突っ込みは御法度。多分。


怯まずに「存じ上げてます、お蕎麦を頂きに来ました。」と言うと


「入りな!」と大将が言うや否や、カウンターに並んでいたお客さんの手前3人が店の外に出る。そう、狭すぎて手前の客が一旦出ないと奥に入れない素晴らしいシステム…!お礼と挨拶を交わし一瞬でお互いへの敬愛が産まれる。


そんな試練味強めの『開け蕎麦。』的のれんを潜った先にはとんでもない楽しい時間と美味しい酒、料理が待っていた。





紹介してくれた親友に心から感謝。。




詳しい感想は割愛。

臨場感は一期一会。

名店の説明ほど難しい事はない。










その後はずっと前から狙っていたbar ビンセントさんへ。フルーツカクテルが有名との事なので、普段はあまり注文しないがイチゴのなんちゃら的なカクテルを頼む。





赤提灯メイン36歳独り飲みの夜にやっと花が咲く。





美味しいお酒に高揚してるものの

話し相手が欲しい訳ではない。

でも本当に1人はほんの少し寂しい。



そう感じたら本開けば良いのです。



ただ持ち歩く本を間違えた。



面白すぎる。無理、笑っちゃう。


初めて来たBARで、1人ずっとニヤニヤしてる女。しんどい。


でもいいんだ、誰にも迷惑かけてない。爆笑さえしなければ誰にも迷惑かけてない。

#目黒は色んなものを捨て始めた。






2杯目に勧めていただいたウィスキーも最高だったな。




全力で1人を楽しめる素晴らしいお店でした。また行こう。なんならテーブル席もしっかりあって、グループで来ても楽しそう。




その後行ったおでんとか思い出せないんだけど(怖




そんな私の事をアパホテルのベッドはちょうど良い硬さで受け止めてくれました。















翌朝!


風呂にも入らず、化粧もせず、チェックアウト。


はい、前回富士吉田編で学びましたね?


#ホテルの風呂に頼らない







電車に飛び乗り、焼津へGO!!!





お父さん、何が釣れるんですか?

と聞きたいところですが


地魚亭に並ばなければいけないので、割愛。








日向に椅子を引っ張り出し(前の客ならえ。)


昨日の記憶を手繰り寄せ、整理整頓しながら日向ぼっこする事30分。







並んでよかった。泣


地魚亭のクオリティ、半端ねぇ。



これで1,200円って何…?


まさか全部大将が自分で釣ってる…?自魚亭…?







何もかもが最高過ぎたな。





ありがとうございました。必ずまた来ます。











散歩しながらお腹を落ちつかせ


黒潮温泉で温泉、サウナ、漫画を楽しみ



なんて完璧な一日なの。泣








夕方、焼津を出発。

鈍行列車に揺られながら川端康成を読了させ




母に会いに浜松inした話は



また近々。