昨年縫った、この作品を。
でもさすがに一年目だし
準備足りてなかったし(スマホで撮ったしょぼい写真で書類選考出しちゃった。)
まぁ今年は無理だよな。と思い
でも決めた!5年以内に
内閣総理大臣賞とるぞー٩( 'ω' )و
と決心し、来年に向け準備を始めていたら
選考通過したーーーーー!!!
。・゜・(ノД`)・゜・。
上野の東京都美術館に
五日間だけど!私の作品を!展示してもらえる!
。・゜・(ノД`)・゜・。
「美術館に飾られるような作品をつくる。」への
大きな大きな一歩ではないですか。
てかある意味、夢叶った。一回。
ビギナーズラック感凄いけど。
頑張ってきてよかった。
せっかくなので、作品解説を軽く。
− 深い鋼青から柔らかな桔梗、それからうるはしい天の瑠璃 − 宮沢賢治『柳沢』の一節より着想。
鉱石の中に広がる宇宙。星を抱え過ぎて割れた夜空ような、瑠璃の断面を縫おうと思いました。
時間の可視化。
・工夫点
光の柔らかさ、鉱石の硬さや鋭さ。
紺碧の深度と流動性。
それらをステッチの種類や力加減、色の仕合わせで表現しました。夜空を眺めていると少しずつ目に見える星が増えていくように、この作品も目を凝らすと春の星座が浮かびます。
・使用したテクニック
夜空に散らばる星々は、青を3〜5色ずつ使い輝きに強弱をつけました。両端にかかる瑪瑙模様のアウトラインステッチは『色彩の溶けるようなステッチ』を心掛け縫い目を目立たないよう針を落としました。
瑠璃の他に砕けた琥珀や花崗岩、瑪瑙…と多種の素材を入れる事で観る人に様々なステッチを楽しんで頂く一方、同じステッチでもほんの少しの加減や色を変える事でまったく違う表現が出来るという刺繍の楽しさ、奥深さを具現化する事を意識しました。
賞、、、も、欲しくなっちゃうね。
3月26日、会場で発表だそうです!
3月26日〜30日まで、お近くの方、よかったら足を運んでみてください♪ 刺繍以外にも様々なクラフト作品が展示されます。桜も満開になってるかな🌸
私が信じて歩んできた道は、間違いじゃなかったと
誰よりも自分に証明したい。だからこの先も
もっと、もっと、もっと頑張る。楽しみながら!
好きな事を、大好きなまま仕事にしたい。
自分が楽しんで、幸せで
それで人を楽しませて幸せにしたい。
こんな事、思える人間にしてくれた
周りの全ての人に感謝です。
さて、最新作。
アロワナ〜 🐟
美しい楽譜のような刺繍。
文学のような刺繍。
そんな事を頭にずっとフワフワさせながらぬいました。
ヒレのグラデーションが、かなり上手くいった。
糸のこと、色のこと
やっとわかってきたな。と感じた。
古代魚は鱗が石みたいで良いねー!と思ったので
スコロダイトという鉱石の色味で縫ってみました。かなかな良い感じかなーと。
使う日が来るまで家に寝かせて置くのももったいないので、お馴染み幡ヶ谷のwill'o wispさんで暫く泳がせてもらう事に。
あ、非売品です。
美味しい料理とお酒と共に、刺繍も楽しんでいただけたら♪
そんな、刺繍の近況報告でした。
では ☺︎