クリスマスが終わりましたね。世界中の保護者の皆様、サンタ業務お疲れ様でした。
夢のない女!と思われそうですが素直に書きます。正直私はクリスマスにそこまで強い思いだとか子供にサンタをどうとか考えてない派でして。クリスマスツリーは外で楽しも!って感じだし、家族からリクエストがあればチキンとかケーキ用意する…程度の人間です。クリスマスが嫌いなわけじゃないけど、特に『クリスマスはこれしなきゃね☆』みたいなお楽しみ感や熱い思いがない。
勘の良い半蔵には物心ついたと同時くらいに『サンタいないよね?』的な事を言われたので、じゃぁもう我が家はサンタどうこうじゃなくて普通にプレゼントすればよくない(^^)?って思ってたんですが。意外とヨッシーは夢みせたい系パパでして、半蔵が何と言おうと毎年しっかりバッチリサンタ業務してくれて。そこはもう感謝です。なんだかんだ、喜んでるし子供。そしてピュアッピュアな次男は信じてるし、サンタ。
でもね、私は半蔵から事あるごとに尋問されるわけです。サンタがどうこうどころかプレゼントをヨドバシのポイント使って買ってる事もバレ始めてるし、時には「なんで子供には『嘘つかないの!』って言うのに、大人は『サンタいる』とか平気でウソつくの?」とか言われて、もう私のクリスマスへのモチベーションは袋叩きされたポッキーのごとく粉々になってたんですよ。
で、今年。
ヨッシーは頑張ってるし、わざわざ「サンタいないよ。」なんて言う必要はないので、今年もなんとなくヨッシーにまかせてスルッとやり過ごそうと思ったんですが。
半蔵に、もうめちゃくちゃ聞かれて。
「本当に教えて!サンタってパパとママだよね?」「染助には言わないから。」「もうわかってるから。お願い、認めて!」としつこく聞かれ、もう無理だ。これ以上は、ただのウソつきになってしまう。と自分の中にあった何かドアのような物をガチャっと開けてしまいました。
くるりと半蔵の方を向き
肩に手を置き、一呼吸ついて
目を見つめ
「半蔵はもうすぐ10歳だよね。もう半分大人だもんね。わかった。どうしても聞きたいなら教えてあげる。でも聞いたらもう元には戻れないよ?大丈夫?腹くくってる…?」
え…?
「あ、俺今開けちゃいけないドア開けようとしてる?」という感じで不安な顔になる半蔵。
「覚悟がないならやめときな、聞いたらもう元のはんくんには戻れないんだよ。ママはもうこの先嘘をつかない。それを聞くか聞かないかは半蔵にまかせるよ。」
「…だ、大丈夫!知りたい、本当の事を!」
もう会話のテンションがクリスマストークじゃなくて木曜10時のサスペンスドラマ。
「サンタがこの世に絶対いない。とは言い切らない。海外では仕事でマジなサンタやってる人もいるし。世の中には色々な不思議な事があるから空を飛ぶ、飛ばないも言い切る事はできない。ただ我が家に関しては、サンタがトナカイに乗って窓から入ってきてプレゼントを置いた事は一度もなく、過去全てのプレゼントを用意したのはパパとママです。
半蔵が望んだし、ママもあなたが半分大人になったという事で話しました。だからこの話を染助にしたり、サンタを信じてる友達には決して言わないように。」
と、私が一気に話し終えると
あんなに、全てわかっていた様子だったのに
「え…、ちょ、マジで?なんか…ショックだわ。ごめん、やっぱ聞かなかった事にしていい?」とか言い出して
おい!
それは無しだ。こっちだって覚悟決めて言ったんだから(パパにも怒られそうだし)そこはもう素直に納得するの一択だろうが!と、やんや言い合いになり、結局
「いないとは思っていたけど、本当に親の口からいないって聞いたら自分が思ってたよりショックだったんだよ!」と、凄く正直な感想をもらいました。
え、ごめん。
そうか。そこまでは考えてなかった。
でももう後戻りはできないので、反省点を次の機会(染助)に活かすしかありません。ついでに全国の「サンタ信じてない子供」の保護者の皆さんに「カミングアウトするとこうなる場合がありますよ。」と参考にしてもらえたら…と思ってブログに綴ってみました。
でもじゃぁ
私はどうするのが正解だったんだろう。
サンタ信じてなくても、ウソだってわかってても、それでも笑顔でウソをついてやるのが正解だったんだろうか。それを軽やかに爽やかにできる親御さんが、羨ましくてならない。
こういう性格だからしょうがないじゃん、と思いながらも、なんか自分の未熟さを感じる出来事でした。なにこれ。クリスマスって何かの修行だっけ。
4年前のクリスマスの記事を見つけたので、リブログしておきます。5歳の半蔵と5歳の染助は、本当に全っっっっ然違う…!!!
で、クリスマスディズニーの思い出はまた次回にでも…☺️年越す前に書きたいと思います。笑
ではっ!!!