一旦、刺繍活動も夏休みに入りまして。
ゆーてもいてもたってもいられず、あと2日もすれば縫ってるんでしょうが!とりあえず期限が迫ったものは一旦なくなり。
さて私って、刺繍しなくなったら何をするんだろう?と自分自身に興味を持っていたところ。
もう本当に
読書が止まりません。
って言いながら日本酒のドアップを載せる度胸。
淡路島で買って来た、人形浄瑠璃ワンカップをお供に読んだのは夏目漱石の『こゝろ』。有名過ぎる夏目漱石ですが、『坊ちゃん』はだいぶ前に読んだけど、数年前『吾輩は猫である』を読んで、正直つまらなくて(なんかスミマセン)それから、別に制覇しなくていいかな〜と思ってたけれど。表紙も新たに可愛いデザイン、解説つき、しかも360円で本屋に売られていたので…衝動買い。
いや〜これはよかった。
時代を越えても、いいものはいいんだなぁ…天才だよ夏目漱石…!!と私が言うまでもないのは100億も承知だが言わせてくれ。天才だよ夏目漱石!!(ついでに言うけど名前もオシャレだ!)
『先生』が、若き書生(学生)にだけ打ち明ける言葉、遺書。もちろん全て架空の存在でありながら、私も『先生』の言葉を聞ける(読める)事にいちいち緊張し、感動し、全てを聞いた事に責任まで感じてしまう。
『こゝろ』のタイトルに相応しく、真実や矛盾、強さ弱さが入り乱れた重みある一冊。これは売らずに家に置いておこう。
『カラやカフスと同じことさ。よごれたのを用いるくらいなら、いっそはじめから色のついたものを使うがいい。白ければ純白でなくっちゃ』
『本当の愛は宗教心とそう違ったものではない』
心に残る言葉だらけ。大きくなったら、半蔵や染助にも読んで欲しいなぁ。
で、それを読み終わり。
まだまだ読みたい…なんか面白い本が読みたい…と、夜中ふらりとブックオフへ。徒歩圏内にブックオフがある幸せ…
古典的というか、真面目な本を読んだ直後だったので、なんかぶっ飛んだのが読みたいな〜と本棚を眺めていたところ、見たことあるタイトルが。
そういえば、映画化されてたなぁ…観ようか悩んで、まだ観てないな…と手に取った『悪の教典』。せっかくだから、本を読んでみてからDVD借りようかな?と軽い気持ちで買って持ち帰ってきましたが。
まー、止まらない。
読みやすく、スルスルスルッと読めてしまう。
けど、長い。でも、飽きない。
ずっとドキドキ…!!!
映画は伊藤英明が主人公ハスミンを演じてたと思うけど。納得。ハマリ役過ぎる。
買ってきた初日、夜中3時まで読みふけり
昨日も、隙あらば読書してたら
半蔵に「何読んでるの?」と聞かれ。
え…?
すでに表紙を眺めながら、眉間に皺を寄せている。
爽やかな嘘ついたところで追及されるだけだ。
私「…あくのきょうてん。」
半蔵「きょうてんって何?」
私「簡単に言うと、教科書みたいな…」
半蔵「悪の教科書ってこと?ママ…何読んでんの。」
私「ご、ごめん…」
いや、誤解だ…お母さんは悪の教科書を読んで悪い人間になろうとしている訳ではない。
しっかり二人とも寝静まってから読めばよかった。
最近、二段ベッドは暑いからリビングに寝かせてるんだけど。
毎晩同じ向きで寝てる二人が可愛くて。笑
あずみの家のホームパーティーの話を爽やかに記録したいのですが。子供らが起きたのでまた次回。
今日は10年ぶり…?隅田川の花火大会。
花火大会とか久しぶり過ぎて緊張する。
花火に、というより…人混みに緊張している。
ヨッシィは何故か富士山に登山に行きました。(サッカーに、ゴルフに、お茶に、登山まではじめたヨッシィ…もう定年退職したのではないかと思う程最近の彼は多趣味だ)たまに、独身に見える程自由。いいんだけどね。私は私で、楽しくやってます。大好きでありながらこの距離感に到達できたのも結婚8年目の醍醐味だ。てことで心置き無くルミネのセールで服を買ってきた。と声を小にして胸を張らせてもらう。
ところで「高尾山でも行くの?」っていう凄まじい軽装で行ったけど生きて帰ってこれるのかしら。夏でも山頂は凄い寒いよね…?まぁもう行ってしまったので、無事を祈ろう。
ではでは皆さん、楽しい週末を\(^-^)/