フィレンツェ2日目は、芸術鑑賞(^o^)/朝イチでウッフィッツィ美術館に出発!


ルーヴルの反省を生かし、こちらは前日に電話予約。長蛇の列を回避いたしました!


向かう途中に、こんな彫刻。
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ケンタウロスと人間がバトってますね。(って言うと軽い内容に見えるが)


イタリア、暴力的な彫刻やらグロテスクな銅像やらが、街中にサラッと点在しています。あ、これここに置いちゃう?みたいな。まぁ神話って、信じられないくらいエグい話しが多いし、その流れなのかな。(例えばヴィーナスは、サトゥルヌスの〇〇〇を息子のゼウスが鎌でもぎ取り、海に捨てたのが漂流し、泡になって、そこからヴィーナスが誕生したとか…)



で、ウッフィッツィ到着。グルッと徘徊。15歳の時も来たのだが、さっぱり覚えていません。(だるぅー、つまんなー、くらいの感覚だったような…)



テラスカフェからドゥオモが見えた(*^_^*)

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美しい(*^_^*)





珍しく真面目に感想書かしていただきますけど


沢山沢山、彫刻や絵画が並んでましたが


ボッティッチェリの「春(プリマヴェーラ)」と、「ヴィーナスの誕生」に敵う絵はなかった!!(まぁ有名なのも手伝って、ですが)


別に私、絵画に詳しいわけじゃないけど(基本的に、色んな事に甘かじりするタイプです)


その二つを見てからは、もうポーッとしちゃって!他の絵が頭に入ってきませんでした。
何が凄いって。立体的、躍動的、そして何より美しい。ため息出まくり。


今、3Dテレビとか、映画とか流行ってるけど


そんなの、馬鹿らしく思えるくらい、繊細に立体的でした。


(別にパナソニックの企業努力をバカにしてるわけじゃありません)




今にも動き出しそうな絵。はぁ…また見たい。あれは生で見るのと、印刷を見るのでは全然違います。





受胎告知は、やたらといっぱいあったな。



あと、印象に残ったのは
「ベツレヘムの嬰児虐殺」…だったかな。

確か、キリストを見つけるために、兵隊達が街中の二歳児以下の子供を全員殺してしまうってゆう実話をもとにした絵画。その話を題材にした絵は沢山あるらしいけど、私が見た中では一番悲惨な絵だった。
同じくらいの子をもつ母親としては、かなり凍りつく絵でした。 実話って所がね。




美しい絵あり、凄惨な絵あり、盛りだくさんな美術館でした。いつか半蔵を連れてきたいな(*^_^*)



で、半蔵に美術的センスを植えつけるため、ミュージアムショップでボッティチェリの「プリマヴェーラ、パズルマグネット」を買ってきた( ´∀`)後日、写真に載せます。(いらない?)





美術館を出たら小腹が減ったので、パニーノ食べに『イ・フラテッリーニ』というエノテカに。日本語メニュー貼ってあってビックリ!


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スパークリングワイン飲んで、 パニーノかじりながら小道をブラブラ。



小腹も満たされ、午後はドゥオモの中を見学する事に(*^_^*)


天井にも絵がびっしり!
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てか、天井は半球みたくなってるわけじゃないですか。どうやって書いたのか超気になる。寝そべって?海老反り?気合い?根性?




で、ヨッシィが「ジョットの鐘楼登りたい」って言い出したから、登る事に。




私「エレベーターなくない?」
ヨッシィ「いやいや、あるでしょ、こんなに高いんだし」

私「本当?じゃぁ並ぼっか」




と、しばらく並び、塔の中に。











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階段だった。



無言で200段ほど登ったところで

クルッと後ろを振り返り、血走った目でヨッシィを睨み付け



「ゼェ…ゼェ…




エレベーターだよって…



ゼェ…



ゼェ…ハァ…





言ったの… ハァ… ヒュウ…




誰だよ… ゼェ…ハァ… オエッ」








「…ゼェ


…ハァ






…ごめん …なさい」







膝をガタつかせながら、頂上へ。結局500段くらい登ったのだろうか。




ドゥオモだ
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街並みは


ヴェネツィアの方が、感動したような…(せっかく階段で登ったのに)


でも15歳の時は『冷静と情熱の間』を見た直後だったからか、この街並みを見て胸が高鳴った記憶が。




しかし今回は、何せ日差しが強くて!!夏だし!!冷静でもなければ情熱というか灼熱で、結局5分もいれませんでした。



膝もやられた事だし、街で見つけた二輪の不思議な乗り物に乗る。スイスイー
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↑これ、ローマにもあった。






あら、街中にメリーゴーランドだ
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(乗りたかったが、なんか…さすがにやめといた。)



ポストがいっぱいあったり
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いったいどれに投函すれば…




これは…この道を進むと、天国って事?
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天国かぁ…
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(どうした)






お巡りさんのヘルメットが長くて可愛かったので、一緒にパシャリ

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そうこうしてるうちに日が暮れてきたので、ポンテヴェッキオ橋から夕暮れを眺める。
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ルルルー





疲れたので、
夕御飯は、すぐ近くにたまたまあった『オステリア・ベッレ・ドンネ』へ。(ことりっぷに載っていたのだ)

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見たこともないぶっといパスタが出てきたが、激ウマではなかった。

少し遠出してでも、あやちゃんのオススメの店に行けばよかった…




まぁワインは美味しかったので、またまたホロ酔いになりホテルに戻る。

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こんな丸い輪がフィレンツェには沢山あって(ほとんどはもっと小さいが)昔は馬を繋いでたんだって!




(ちなみにこの写真を撮り、しばらく進んで振りかえると…他の外国人観光客が、私のマネをして写真を撮りはじめたではないか。)…イイネ!







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小人か。







そんなこんなで、フィレンツェ最終日は幕を閉じた。