自賠責切れのまま数年が経過してしまったXCR、そろそろ公道復帰させようかと引っ張り出してみた所、
困った事に、何をやっても一向にキャブのオーバーフローが止まらなくなってしまいました。
フローバルブ栓を交換したり、バルブシートの内側を磨いてみたりするも改善の兆しなし。
新品のバルブにしても効果が無いので、どうやらキャブ側バルブシートの当たりが悪くなってしまったのでしょう。
このキャブのバルブシートは交換出来ないので、何時もの様にヤフオクで代替えを調達してみました。
何方も同じPD22ですが、今回入手したものはかなり新しめ。
ワイヤー引きのチョークが付いている事から、多分NSF100の純正品と思われます。
インナーパーツに違いが有るようですが、今までのキャブでセッティングに不満は無かったこともあり、ジェットやニードル等は旧キャブから総移植。
それと、折角ワイヤー引きのチョークが付いているのでこれを活用します。
今までのキャブのチョークは車体の奥まった所にあって、非常に操作性が悪かったので好都合。
邪魔にならない箇所にチョークのノブを取り付けるられるよう、端材の鉄板でパーツを作ります。
鉄板から適当に切り出したパーツと、ノブのホルダー部分は不要になったXL250の物を流用。
これらを板金はんだで固定。
きちんと機能し、尚且つ邪魔にもなっていません。
丁度いい感じに収まり、大成功。
後は錆びないように塗装すれば完了です。