早速C105の修理に取り掛かるとします。
ざっとエンジン回りを確認すると、どうらや少しオイルが滲んでいる様子ですが、ヘッド合わせ目のOリング辺りからでしょうか?
どうするかは、後でまた考えましょう。
先ずは、問題のクラッチ修理が先決です。
カバーを開ける前にオイルを抜きますが、半年ほどしか経っていない割に真っ黒に汚れていますね。
燃焼ガスが吹き抜けているのかな?
シリンダもピストンも大分痩せてしまっている事でしょうから、ある程度はしょうがないのかも。
分解したクラッチ版、一応歪みは無さそうにも見えますが。
少々の焼け色が付いているのと、それなりに消耗もしているようですが、交換すれば改善するのでしょうか?
ついでに、今回の問題とは関係なさそうな個所も大分スラッジが溜まっていたので、この際ばらして洗浄しておきました。
流石に車齢60年ともなるので、ハウジングには若干の段付き跡がありますが、問題になる程の物では無いでしょう。
それでも、念のため軽くサンドペーパーを当て、引っ掛かりが無いように均しておきます。
一見何の問題も無さそうに思えますが、そのまま組み戻してみるとディスクがガッツリと噛んでしまいビクとも滑りません。
やはりディスクの何処かに問題があるのでしょうね。
新しいディスクを注文したので、それですんなり問題解決と願いたい所。