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いくつかある隠ネズミのうちの一つを見つけた。
見つける際に意識したのは、まず自分の視覚がどこを、または何を見やすいかという癖を考える。
そしてその癖によって意識に定着しやすいパターンがあり、果たしてその視覚に彼が隠れている可能性がある信憑性が高いかどうかを考えたときに、今回の視覚パターンはそれがあまり高くないという可能性が高いと判断し、逆にそれ以外の場所を見るという行為をした。
すると、自然に向こう(ネズミ)の方から居場所を示唆してくる感覚に陥り「僕はここにいるよ」と言わんばかりのメッセージを投げかけてきたような気がし、自ずとそこに視点が定まった。
すると、にっこり笑っているかのように、また見つけられるのを待っていたかのように彼の姿がそこにあり、なぜか、愛おしいような気持ちが芽生えたのは事実と言わざるをえな
TaKe
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