ハワイに移住して早、3年。4年目に突入しました。
移住した頃、二歳だった娘も来年からKindergarten (幼稚園)。
アメリカの私立の受験は小学校ではなく、幼稚園受験から始まるのです。ハワイというだけですっかり舐め切っていた私は、
「受験と言っても、ワイハだから楽勝じゃね?」
とタカを括っていたら、とんでもござーせん。かなりデスパレードで熾烈な戦いがそこにはあったのであります。
意外でしょ?なぜならハワイはチョイスが少ないのです。従って、教育熱心な親達は、「御三家」と呼ばれる私立三校に群がるのであります。
実際の倍率的なモノは公表されていませんが、多分実際の数字より、「体感」倍率はかなり高いように感じます。はい。
日系人の多いハワイですから、「塾」なる場所もちゃんとあります。日本的な塾だけでなく、色々な方法論を用いた教育ビジネスが、アロハで呑気な太陽の下、脈々と育っているのです。
あくまでも都市伝説ですが、ハワイのツートップのプナホ(オバマ大統領の出身校)とイオラニ(お勉強大好きな学校)は、日本の塾に通ってる子供は入学試験であまり良い印象ではないとか。これは、パターン化された受け応えを覚えても通用しないよ、って事かもしれません(あくまで幼稚園入試の段階での話ですが)。
さて、皆さんの気になるお値段でございますが、
ガリ勉スクールのイオラニは、年間
$27,000!
130円換算で
およそ
350万円也!
気が遠くなってきますよね。
自由な校風のプナホスクールも似たような感じ。
もっと恐ろしい話は、毎年このクレージーな学費が5000ドルづつ上がっていくという地獄。
そして、とどめが大学の学費。
例えば、不幸な事に子供が成績優秀でスタンフォードに合格してしまったら、なんと
$56,000 ドル
年間730万円也
我が家は日本の国立大学を狙わせようと決め、私の精神状態のバランスをなんとか保っております。