翌日、仕事の合間に抜けさせてもらい、子供達を連れて病院へと向かう
昨日より調子のよさそうな妻の姿があり、看護師さんからも「朝食もしっかり食べられましたよ~」と報告があった
意識もはっきりしていて、久しぶりにしっかりと会話ができた
妻に「今の状態わかる?手術して、かなり時間かかったんだよ、でも調子よさそうで良かった。」と伝えると「わかる、そんなにかかったんだ、頭がいたくてね~」と答えた
子供達も「お母さん、ちゃんと喋れるね」「お母さん、頑張ってね」と声を掛け、妻は「頑張ってはいるんだけどね~」と言った
その後も最近の話を沢山して、担当医からも「差し入れOKです、プリンとかゼリーとか食べさせてあげて下さい、この調子だと歩行訓練も近々で行えると思います」と言われた
回復していきている証拠だねと笑い、面会時間が来てしまったので「じゃあお母さん帰るね」「頑張ってね」と子供達
私は「明日もまた来るから、待っててね」と言い、妻は「分かった~」と答え、お互いに手を振り合って、主治医と看護師さんに「宜しくお願いします」と頭を下げて病室を後にした
車内では、何を差し入れするかの話で盛り上がり、自宅に子供達を送って仕事に戻り、仕事帰りスーパーに寄って、家事をこなし明日の弁当作りを始めた
つくづく思うが、茶色の彩りになってしまう。
妻は色見を良く作ってくれていたのに、修業が足らない
とりあえず明日はプリンを持って面会に行こうと決め、妻へLINEをして就寝した