妻が亡くなって、次にしなくてはいけない事は、埋葬先を探す事

妻が帰宅した時のために片付けておいた和室に今は祭壇があり、49日法要までに埋葬先を準備しなければいけない

 

忌引きの期間中にいくつかのお寺や樹木葬を回ってみたが、なかなか条件にあう場所がなく、モヤモヤしていた時、家のポストに樹木葬の案内がポスティングされていて

家から近くまだ新しい、すぐに現地を確認しに出かける事にした

 

車で5分位の場所で日当たりも良く、春が来たら沢山の花が咲く環境、管理人さんもすごく感じの良い方で「ここに決めよう」と子供達とも意見が一致した

その流れで契約を済ませ、葬儀場へ向かい49日法要の案内を依頼したり、次々とやらなければいけない事が出てくる

 

和室の祭壇に手を合わせながら毎回思う事、それは「現実なのか」ということ

こうやって遺骨、遺影を目の前にしても受け入れられていないのが自分でもわかる

それは妻が亡くなってすぐより今の方が寂しさを感じているからかもしれない

みなさんこうやって乗り越えながら日常を重ねながら、普通の日常となるのだろう

 

それから忌引きの期間が過ぎ、バタバタとした日常を過ごしながら、長男の引っ越し準備や仕事復帰、次男は学校へと普段通りの生活に戻っていった

 

そして49日法要当日を迎え、沢山の方に参列頂き、無事納骨を済ませ、ホテルでの会食から解散の流れとなり、これでひと段落となる

 

自宅に帰り、白木の位牌から本位牌へ魂入れして頂いた位牌を、新しく購入した仏壇に妻の遺影と妻が可愛がっていた亡き愛犬の遺影を並べて

「会えたかな、仲良くしてね」と声を掛け、手を合わせた

 

明後日には長男の引っ越し、車に荷物を詰めて出発しなければいけない、本格的な新しい生活に不安もありながらも、葬儀の際に妻へ約束した「後は俺が頑張るから」

という言葉に嘘のない様にしていこうと心に決めた