⚫︎2023年8月31日


11:30頃、母が旅立ちました。


実は前日の朝に訪問ドクターが診察に来た時点で、いわゆる「今晩がヤマ」という診断でしたので、その日の夜はほとんど寝ずに母の横に座って過ごしましたが、無事朝を迎えることができた矢先でした。


母は旅立つ1時間くらい前から、徐々に呼吸が止まるようになっていました。そこで「母さん息吸ってー!」と声掛けすると「すぅ〜」と呼吸する、を何度か繰り返していたのですが、ある時、私の声掛けに反応しなくなってしまいました。「母さん?母さん?」と呼んでも反応が無く、どうしたものかと思っていると、唇の色がみるみるうちに白くなってしまい……


握り続けたままの母の手の温もりを感じつつ、

私は全てを悟ったのでした。




ちなみに死前喘鳴はほぼ無く、下顎呼吸もかなり控えめなものでした。ただ一方、パルスオキシメーターの値は、酸素吸引機を付けた状態で夜は90%くらいでしたが、当日の早朝で80%、9時過ぎには60%を下回るような状況。予兆としては十分でした…。





母さん、1年10ヶ月もの闘病、本当にお疲れ様。

食べたいものも食べられずにツラい中、本当に頑張ってくれたね。おかげで親孝行できる時間が増えて有り難かったよ。

73歳なんてまだまだ若いし、もっと長生きしてほしかったし、母さん自身も、もっと長生きしたいって言ってたよね。叶わなくて残念だけど、こればっかりはしょうがない。


母さん、今まで本当にありがとう。

まだしばらく先だと思うけど、そのうち会おうね!