海外出張⑩気付いちゃった! | Day by day

海外出張⑩気付いちゃった!


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世の中には様々なボランティアがあります。
海外支援もたくさんあります。
けど、お金を支援したり、モノを送ったり、学校を作ったりするだけで本当に幸せになれるのでしょうか。

僕らが始めたことはこういう疑問点からスタートしました。
貧困を無くしたい。
飢餓を無くしたい。
要するに世界を平和にしたい。


やりたいことはたくさんあるし、偽善者チックなこともたくさん言えます。
それで僕らが悩みに悩んで、いろんなことを経験して獲たものから、

コレだ!

というのを見付けました。
子どもが幸せになるためには、親を幸せにすれば話が早いんじゃないか、と。
ただ資金をバラ撒くのじゃなくて、モノをあげるのじゃなくて、働かせて対価として賃金を支払うことで、家族が生活できる、つまりは子どもが幸せになれるんじゃないか、と考えました。
だから事業を始める国はどこだって良かったわけですが、政府がノリノリで参加していて、さらには失業者が成人の三割近くいるというフィリピンはまず最初の事業にはもってこいだったわけです。
で、僕らの事業のキモは非効率化です。



とにかく非効率化。



今までの経済的な発展のためには効率化をしてきたわけですが、経済的な発展の下にいろいろなものを犠牲にしました。
効率のいいマシンを導入し、人員を削減し、コストを減らすこと。
とにかく高効率を目指したわけです。


新しいマシンを導入することで競争力をつけた企業はどんどん成長しました。
だけど、その一方で二酸化炭素を排出し、人員はカットされ雇用が減りました。
ま、大袈裟に言えば、の話ですが。
僕らのやろうとしている非効率化の事業は、地球を逆回転させるようなイメージです。

火山灰に覆われて使い道の無い土地を耕して農園を作り、一切の近代的なマシンを使わずに雇用を増やす、そうすることによって二酸化炭素は削減出来て、さらに雇用促進に繋がります。
農園から獲れる作物は食べ物にはならない植物性のオイルが獲れて、絞りカスは炭に、捨てる部分は腐らせてリンを豊富に含んだ肥料になります。 この肥料も汚泥処理や生ゴミ処理と組み合わせれば自治体や政府が、散々頭を悩ませていたことも解決出来そうな気がします。

そんなことをやり始めました。
やりたいな、なんてことを言ってたら世界中の友達が賛同してくれました。
具体的には韓国、フィリピン、スペイン、カナダ、中国、台湾の友達です。 ただの飲み仲間だったり、メシ友だったのが、今は立派な営業マンです。
レースをやるために今までたくさんの方々に支援してもらってきました。
そういう活動をしてきた僕が、今度は環境と福祉のビジネスを始めることになりました。



↓今回のお勉強の旅で疲れたヒョンソクです。
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↑彼は今、韓国で大手企業との連携のために動きまわっています。


日本では元プロボクサーの慎ちゃんが走りまわっています。





僕はそんな二人に刺激を受けて、そろそろ重い腰を…といった感じでしょうか。





















そんな僕ですが、NPO法人としてボランティア活動を。そして株式会社として事業をを始めることになりました。


ささやかで構いません。

応援よろしくお願いいたします。