昨日1日で読んでしまった本 「気くばりのツボ」(山崎拓巳著、 サンクチュアリ・パブリッシング)。
とても興味深くて読み入ってしまいました。(1ページの字数が少ないのもあるけど(笑))
どうやって他人との交わりを深めていくか、が命題の本です。
ちょっと題名から感じるイメージとは違うけど、人とのコミュニケーションが苦手なわたしのとっては、ためになりました。
小さい頃から、どうも、他人と交わるのが苦手で、だから、エンジニアの道を選んだっていうのもあります。
何が苦手って、まず、会話が続かない。
相手の言っていることに関心が持てないわけではないのだけど・・言葉にする表現力がない?
うーん、自分でもよくわかりません。
で、この本になんて書いてあったかというと、1つの方法として、「相手の言葉を復唱する」
「昨日さー、遊びに行ったんだ。」 「行ったんだ。」
「そしたら、びっくりした。」 「びっくりしたんだ。」
「道歩いていたらさ・・」 「道歩いていたら?」
「会社の○○さんに出会っちゃった」 「出会っちゃったんだ。」
・・・・
あんまり繰り返しすぎると、漫才のようになるので注意が必要とのことです。
まあ、こういうネタ(?)がたくさん書いてあったのですが、なるほど、と思ったこと。
「悩みを相談しにくる人は、もうすでに答えを持っている」
わたしは、話すのが苦手で、逆に「聞き上手」とか言われ、相談されることがあるのですが、これは、いつも感じていました。
ただ、それを決定するのに自信がないだけであって、わたしとしては、その意志を変えるほどの強い影響力はないなぁと思っていました。
いろいろと書いてあって、実行してみようかと思ったことがたくさんありました。
だけど、初対面の人に、必ず、「なに考えているかわからない」と思われたとしても、今のままのほうが、気楽だと思ってしまう。
これじゃ、だめなんだろうな(笑)。