畳下DIYの手順は以下のとおり。

 

 ①畳をはがす

 ②保温シートを敷き詰める

 ③防湿シートを敷き詰める

 ④畳を戻す

 

 まず、最初に畳をはがす。

 これは、まず部屋の物をすべて出さなければならない。

 この6畳の和室内には、ベッド、テレビ、ネット等があり、

 私は、1日のうちのほとんどの時間をここで過ごしている。

 したがって、物が多いので出す作業も結構大変。

 物をすべて隣の部屋に移動し、畳の上に敷いているカーペットも外した。

 

 畳は、30キロぐらいある。

 非力な女性ならちょっと大変かもしれない。

 しかし、普通の成人男性なら問題なく、持ち上げられる。

 畳を持ち上げるには、マイナスドライバーを使い、畳の端っこを少し持ち上げてから両手で畳全体を持ち上げる。

 私は、外した畳を置くスペースを確保するため、まず、6つある畳のうちの4つだけ外して、

 残った2つの畳の上に立て掛けた。

 

 次に「保温シート」敷き詰める。

 私が使った保温シートは、「保温シート アルミホットンシート 3畳用」。

 これを2つ買って敷き詰めた。

 価格は2つで、2,960円。

 少し小さめだったため、端の方が敷き詰められなかったのだが、まあ大体全体を覆うことができた。

 

 さらに保温シートの上に「防湿シート」を敷き詰める。

 私が使った防湿シートは、「強力防止シートS スーバーグレード品 50m巻」。

 価格は、6,500円。

 アマゾンで買ったので、送料が別に900円かかった。

 

 この防湿シートをハサミで切って、敷き詰めた。

 防湿シートの切った部分が15センチくらい重なるように敷いていき、ガムテープで固定。

 さらに、敷き詰めた上から、通常より長めの針の画鋲で防湿シートを保温シートごと固定した。

 

 両シートを敷き詰めた上に畳を1つ戻し、残り2つの畳も外して、戻した畳の上に立て掛けた。

 そして、残りの、部分も両シートを敷き詰めた。

 

 

(銀色の保温シートの上に透明の防湿シートを敷き詰めた様子)

 

 

 

 

 

 両シートを敷き詰めたら、あとは畳を戻すだけだが、

 畳は外した時と同じ位置に戻さないと、きちんと挟まりずらいかもしれないので、

 畳の位置と方向は覚えておいた方がいい。

 

 私は、畳を外した付近の壁に各色の付せんをはって、畳の裏に何色の付せんかを書いておき、各畳を確実に元の場所に戻せるようにした。

 

 畳を元の位置に戻したら完了。

 部屋の中の物が多かったため、すべての作業が完了するまで2時間くらいかかったが、

 それほど大変な作業ではなかった。

 たった1万円程度の費用と、2時間程度の労力だけで、それなりの防温・防湿効果が得られるので、もっと早くやっていればよかった。