今日は、父親とドライブに行こうと思って、とりあえず家を出発。
 
 
行き先は、高田と大船渡になりました。
 
 
 
高田市内に近づくにつれ、小学校のグラウンドに設置された仮設住宅から始まり、ぐにゃぐにゃに曲がったガードレール、屋根と柱だけになった家、仮設の○ァミリーマート、仮設の○メリなど、内陸にはない、異様な光景を目の当たりにしてから高田市内に入りました。
 
 
 
市内は、何も無かったです。
 
 
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あるのは、瓦礫と残ったキャピタルホテルとマイヤ。
 
 
しかも、海が道路のすぐ側まで来ていました。
 
 
綺麗だった砂浜は全て海に飲まれていました。
 
 
 
テレビでは何十回もこの場所の映像は見ていましたが、実際に見ると、言葉が出ないくらい悲惨で。
 
 
 
大船渡は高田に比べて、少しだけ瓦礫の片付けが進んでいるように感じたのと、震災前と後ではかなり変わったのですが、片付けが進んでいるからか、おそらく初めて大船渡を見た人にとってはあまり震災の悲惨さを感じないだろうなぁと思いました。
 
 
 
私は震災後は、ずっと今日見てきた景色を見るのが怖くて、なかなか高田や大船渡に行けませんでしたが、今日見て来れて、“これが私が住む岩手”なんだと改めて考えさせられました。
 
 
まだ発見されていない方々が大勢いると思いますし、復興にはかなりの時間と人手が必要だと思います。
 
 
私に出来ることは些細なことでもやっていこうと思いました。