お店に口唇ヘルペスの薬あります。って幟があると、自称口唇ヘルペスの方々が本当に多く来られます。

この口唇ヘルペスのお薬は、以前にも同じ症状があり、その症状を病院でヘルペスと診断された事がある時に販売できます。

なので一応症状を確認させていただくんですが、再発でない方やどう見ても唇の荒れでヘルペスではない方が半数以上です。

過去の口唇ヘルペスを訴える相談では、唇の皮がガサガサになりポテトチップス等が唇にしみて痛い。

唇の端が切れて赤く腫れる口角炎のような方や、潰瘍状の大きな口内炎の方も、今までなった事がないからヘルペスだ!と言われて来られ、皆さん再発だ!と言われるんですが、診察を受けられておらず、受診をお願いするしかありません。

一応、口唇ヘルペスのお薬の冊子には症状のイラストがあり説明をするのですが、私のは違うパターンだ!と言われる事もしばしば。

病院でヘルペスと診断されるとお薬を処方してもらえるので、処方せんを持って来ていただくとすぐにお薬を準備致します。また、多めに処方していただいて再発しそうな時に飲んで下さい。その際に塗り薬を購入に来られたら販売させてもらいます。何かあってからでは遅いので、受診をお願いします。

とお伝えするしかなく、みなさんその後来られる事はありません。


また、何もできてなくてヘルペスができるから売って欲しい!と言われる方もおられますが、お薬手帳にヘルペスのお薬を処方された履歴があれば販売させていただくんですが、前にも買った!と言われた関西の方は旅行中でなかったそうです。


最近では帯状疱疹が現れる方も多く、できそうな時に早めに飲む事で症状が軽く済む等のアドバイスをさせていただいてます。

初めて帯状疱疹が現れた場合には分かりにくい事もありますが、早めにお薬を飲まないと後遺症が残る方もおられます。また薬の種類も増えていますよ!


因みにこのヘルペスウイルスは、DNAウイルスに分類されます。インフルエンザウイルスやコロナウイルスと同じように消毒用アルコールで消毒できますが、一度感染するとずっと体内に残り続けます。


なので、一度ヘルペスや帯状疱疹がでたら、出た時の感覚を覚えておくと次から早めの対応ができますよ!


因みにヘルペスができそうなのにヘルペスのお薬が手元にない方には、漢方薬で初期対応する事もあります。

この漢方薬、幅広く色々と使えるのでなかなかオススメですよ!

詳しくは店頭で!