寒暖差のある今の時期から食中毒が増えてきます。

暖かい時期の食中毒は細菌性が多く、寒い時期にはウイルス性が多いイメージですが、近年は予防接種のお陰もありウイルス性の食中毒や胃腸炎は年中どこかで少し発症して終わるのを繰り返しているように思います。


細菌の場合、新型コロナで学んだように消毒用アルコールで手指を消毒をする事が大切になります。ノロウイルスやロタウイルス、夏風邪の原因になるウイルスまで消毒したい場合は、酸性消毒用アルコール製剤を使う必要があります。

こちらのラビショット、ラビジェルが酸性の消毒用製剤になります。


生物を切った包丁で他の物を切らないとか、調理中にも色々と注意する事がありますが、ある程度はみなさん気をつけられていると思います。


しかし、気をつけていても細菌は見えないし、体調が常にいい状態をキープしている事はありません。仕事で疲れる事もあれば、普段と違う事があればストレスを感じる事もあります。

常に健康でいい状態をキープできていたら免疫力でなんとかなっていたかもしれない事も、疲れやストレスで免疫力ではどうにもできず感染してしまう事もあります。


もし感染してしまったら、

まずはOS-1で脱水症状にならないように水分補給

経口補水液は色々とあるけど、吸収が悪く飲んでも水分補給にならない物がかなり多くありますのでお気をつけ下さい。

お薬は整腸剤よりも藿香正気散

消毒してくれる作用のあるお薬も入っているので、お腹を下した時はとりあえずコレ!僕は正露丸よりも藿香正気散を飲みます。


また腸は第二の脳ともよばれています。

これは脳の次に細胞が多く、脳に頼らずに判断ができる為です。例えば、異物を感じた時に腸はヤバいのが入ってきた!とりあえず外に出してしまおう!と急いで外に出そうとします。この時に脳には知らせていない為にお腹が痛い感覚は特にありません。

凄いですよね!


また、腸内で悪玉菌が増えると便が臭くなったり、色も黒っぽくなります。善玉菌の多い酸性だと臭いもそれ程臭くありません。

善玉菌の中には、酢酸を作り悪玉菌を退治する物もいます。O-157は酢酸を出す善玉菌がいると、町内で退治される研究も出ています。

腸内を酸性に保つ努力をしましょう!


絶対的な予防は目に見えないので無理ですが、できる事をしっかりしていきましょう!