朔の闇を纏って

終わりなき願望の果て、





願いの様な不安定なものは



叶ったと思った瞬間




また別の不安要素が立ちはだかる





魂からほつれる銀の糸




追いかけは遠のいて

つかまえてはスルリと抜けて




自分で自分の糸を追いかけている事に

気づくまで






ず~っと追いかけっこを続けるこの世界






「今、今、今」の連続の想いが「道」を作り


「未来」へと繋がって




「現在」のワタシが形成されて来た










人(他)ばかり見ていたワタシから

自身を観る

切り替えの瞬間も




常に自分の中にある








自然から分かれたと書いて


「自分」という


ひと雫の私たち






朔の闇に絡まった銀の糸をほどいて






ただただ自然(魂源)に還るだけ...





友月(ゆうづき)
(*_ _)☆彡