最近気温が上がってきて初夏というのにふさわしくなってきましたね。
街中では日中半そでの方を多く見受けます。しかし夜はまだちょっと肌寒かったりします。
暑さ寒さ、相反するもの・・・私たちイベントでも相反することが重要だったりします。
一番わかりやすいのが、照明だと思います。
明かりを決めるときは基本的に暗い中から始まります。
暗闇の中に一筋の光を入れ、光量、色、方向、大きさを一つ一つ決めていき、そのシーンを表現していきます。
闇があってこそ光があります。
以前ある照明スタッフに聞いた話ですが、テレビ照明と映画照明では根本的に明かりの作り方が違うとのこと。
映画は真っ暗闇に光を当てて徐々に明かりを増やしていく、テレビは目一杯、明るくしてから、不要な光を消していく・・・
同じ、映像なのにやり方がまったく違うというのは面白いました。
ハデな照明を感じさせるには、その前のシーンでいかに暗さを演出するか。
その振り幅に心が動かされます。
照明さんはいつも闇を見つめています。
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