イスタンブール最後の夜。
ビールではなくトルココーヒーで、馴染んできたイスタンブールの夜の街の喧騒を味わう。
明日にはもうここから去るのか…
濃くてあっという間の滞在期間だった。
翌朝、最終日午前中はお気に入りの旧市街スルタンアフメッド地区のテラスカフェで10日間の振り返り。
ボスポラスの外海を眺めながら、時間を止めてしまいたいと思ったよ。
お昼にホテルをチェックアウトした後、
最初に宿泊していたホテルのテラスカフェでイスタンブール空港に向かうまで、仕事納め。(新市街を見渡せる見慣れたこの眺望も見納め…😢)
最初に宿泊していたホテルと後半宿泊していたホテル(隣同士)のスタッフの人達と仲良くなっていたので、皆んなから温かく送り出してもらった。
こんなに情の通った優しい関係を築けたのは初めてかもしれない。
あちこち散策していた時に声をかけてくれたお店やカフェの人達にも顔を覚えられて、通る度に笑顔で挨拶してくれるし。
最後にボスポラス海峡のフェリー乗り場を軽く散歩し、ホテルに預けておいたスーツケースを取けとって、名残惜しくイスタンブール空港に向かう。
が、
まさかのまさか、
最後の最後で、
恐るべきアクシデントが
待ち受けているとは!!!
うーーーー
我ながらありえない
痛恨のミス!!!
トルコ入国ばかりに集中していて
日本に向けてトルコを出国するのに帰国72時間内PCR検査が必要というのを読み落としていた。
トルコ入国やドバイのトランジットはワクチン3回接種証明書だけでOKだったが、帰りは日本到着72時間内PCR検査を受けてからでないと出国できなかったのだ。
(でも、日本側の説明文もわかりにくいよーーー。だって、帰国後に成田空港でもまたPCR検査受けさせられるし)
PCR検査結果がないため
航空会社にチェックインを拒否され、
茫然とするワタクシ。
😵💫😵💫😵💫😵💫😵💫😵💫
、、、と言っても
いつまでも呆けてもいられない。
再びチェックインカウンターの別の列に並び直し、さっきと同様「ノー(検査結果がないなら受付できない)」とすげなくあしらわれてもしつこく食らいつき続けた結果、空港内でPCR検査を受けられることは教えてくれた。
PCR検査所の設置された場所を見つけ、
急いで手続きをして検査を受けたのだが、、
(私以外にも同様に
焦っている人達が何人も並んでたよ😂)
結果が出るまで1時間半かかり、
チェックインカウンターが閉まる時間に
なんと、
なんと、、
15分だけ間に合わないーーーー
まぢかーーーー😱😱😭
チェックインカウンターに並ぶこと3回目、、、
スタッフにどうにかならないか一生懸命交渉したが、システム上終了時間は厳格に決まっているらしく「ノー」の一点張り。
それでも諦めきれず、
チェックインカウンターと航空会社のデスクの端から端まで走り回り、スタッフの人達に片っ端から涙目でアタック!!!
そしてついに、、
アタック8人目で
すごく優しい人に当たったのだった。
彼女が親身になって他のスタッフに頼んでくれたり、累友なのか面倒見のいい親切なスタッフ達が何人か集まってきて検査所にプッシュしてくれたり、上司と交渉してくれたり、、
(さっきまでの塩対応だった人達と同じ会社の人とは思えない)
「どうにかなるかわからないけど最善は尽くすから、あなたはそこのイスに座って待っていてね」
私自身にそれ以上成す術はなく、
ひたすら祈った。
そして、、
彼らが色々検討してくれた結果、
システム上チェックインカウンターが閉まってしまう前に仮チェックインだけしてくれて、検査結果を受け取り次第、ボーディング終了時間までにどうにか人を掻き分け荷物検査所とパスポートコントロールを越えて搭乗ゲートまで辿り着けたら、乗れるよう手配をしてくれた。
(時間に間に合わなかったり、陽性だった時には荷物が積まれてしまわないよう特別手配してくれて)
その後、
検査結果の受取窓口に走り込み、
親切な人達が順番を譲ってくれて、
無事陰性結果をゲットーーーー🤣
そのまま手荷物検査とパスポートコントロールに駆け込んで、並んでいた人達皆んな優しく道を譲ってくれて、「こっちの方が空いてるよ」と手を引いてくれたりして、、
ギリギリセーーーーーーフ!!!!
間に合ったーーーー
神様ありがとうーーーー😭😭😭
助けてくれた航空会社のスタッフの皆んな、順番を譲ってくれたたくさんの人達に、
本当に感謝ーーーー😭😭😭
それにしても、、
前回のノマドライフ@クアラルンプール編の時も最後の最後でマレーシアから出国できなくなりそうになるアクシデントが起きたけど、
またですか???
(前回は私のせいというよりマレーシア政府の決定による不可抗力)
うーーん、
こういうことには抜け目がない方だと思ってたんだけど、、
まさかの勘違い。
(しつこいけど、日本の説明わかりにくいよー。ドバイのトランジットの際に、私と同様PCR検査受けてなくてフライトを逃したという人達がいたし)
兎にも角にも
最後の最後まで
ドキドキハラハラアドベンチャー(?)と人の優しさに触れた出来事でした。
そして日本に到着後、、
成田空港でも、気が遠くなるほど時間のかかる何重もの検疫やPCR検査と結果待ちが待っていて、そのシステムややり方の効率については色々思うところがあったけど、それは敢えて書くのは止めておこう。
ノマドライフPart3@イスタンブール編、完なり。
また落ち着いたら
振り返りを書くねー