リビジョンスキンケア　講演会登壇

セミナー登壇のお仕事、無事に終えました。
ビッグブルー社の主催で、さまざまなレーザー治療器、画像診断器、化粧品、電磁波＋高周波機器など
幅広いテーマの講演があり、非常に面白かったです。

私が担当したのは化粧品。
リビジョンスキンケアのDEJ Daily Boosting Serum（DBS）について。
【Revision Skincare DEJディリーブースティングセラムの可能性
~細胞エネルギー(ATP)ケアの重要性~】

「エネルギーを吹き込み内側から輝く肌に！」をキャッチフレーズとするこの製品。
「エネルギー」というのが抽象的過ぎて、良さそうでもあり、胡散臭くもあり・・・😅

前にもこのDBSについて、ビッグブルー社内研修をさせていただいたこともあるくらい…社員の皆さんにも、ましてや美容医療に関わるスタッフの皆さんにも
・何がどう肌にいいのか？
・どんな症状に効くのか？
・患者様にどう説明すればいいのか？
と、？？？がいっぱいで理解しづらい面があったようです。

私は以前から分子栄養学を診療に取り入れているので、細胞のエネルギー代謝というものに馴染みがあります。
すべての細胞は、備えられた機能を発揮するのにエネルギーを必要としますが、そのエネルギーは、私たちが食べたものが細胞内のミトコンドリアでATPという物質に変換されたものが供給源となります。
それを知っていると、DBSのコンセプトや存在意義がすーっと腑に落ちます。

細胞にエネルギーを補うということは
✔︎壊れにくく倒れにくい家を建てるために、基礎を固め、太い柱や強固な壁で家を支えるようなもの。
✔︎美味しい果実をたわわに実らせるために、土壌を肥えさせ、たっぷりと太陽の光を浴びさせるようなもの。

肌も同じで、そうした土台作りや環境作りなくして、ひたすら攻めのスキンケアやレーザー治療などを施しても、望むような効果が得られません。

美容目的で使うスキンケアコスメや機器治療は、本来皮膚に備わっている自然治癒力を利用して組織・細胞の修復・再生を起こさせるものです。
それには当然エネルギーを必要とするからです。

「シミ」だとか「シワ」だとか、個別の症状に狙いを定めて有効成分を使う対症療法がメインだった従来の美容医療に対して、DBSのコンセプトは一線を画したものだと思います。
肌が本来あるべき状態を取り戻し、老化や炎症を予防し、治療効果を高めるためのアイテム。

そんなことをお話しさせていただきました。

かぶれのように、一時的で限局的な炎症は外部に原因があります。
だけど慢性的な肌の不調は、体の不調の現れです。
たまたま皮膚が目に見える臓器だから気付けただけで、体内の不調はよっぽど悪くならないと自覚できません。
幸い皮膚には外からエネルギーやビタミンを補うことができますが、同時に内側からのケア（栄養、睡眠、腸内環境、自律神経など）にも目を向けるべきだと思います。

そういう視点を、皮膚を診るドクターにも、患者様自身にも持っていただけたら
美容皮膚科の治療で幸せになれる方がもっと増えるのでは・・・なんてことを考えながら、今回の講演スライドを作りました。
（エラそうですみません。私自身もまだまだ未熟なのですが。）

懇親会で、たくさん声をかけていただきました。
いろんな感想をいただき嬉しかったです。
そして、インスタに時々載せている動画の「ゆるトーク」が意外と好評なのにびっくりしました🥹
いつも内容がゆる過ぎてすみません。
これからも、ゆるゆる続けていきます😂

次回は4月7日（日）に東京駅直結の東京ミッドタウン八重洲（噂のブルガリホテルのビル！）で。
尊敬してやまない野本真由美先生とセミナーをさせていただきます。
いつも野本先生のお話を一生懸命聴く側だったのに
一緒に登壇とは・・・当日は心臓が口から飛び出すと思います。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

≪5枚目：おまけ≫
最近ヒールのない靴ばかり履いていて・・・
懇親会のラストでお行儀悪く靴を脱いでしまった酔っ払い🙄

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