トーマスモデルワークスから発売されたボールドウィン9号機のキットを作りました。それまでは金属製だったのですが、今回のキットは3Dプリンタ出力の樹脂製でした。細かい手すりや配管がモールドされていて、ほとんど塗装するだけで完成でした。

  動力は組み立て済みなので調整不要で良く走ります。ギヤ比が大きく設定されていて、低速走行です。実車の写真を見ると安全弁の後ろに汽笛があるのでKATO製の汽笛を付けました。また、ボールドウィン製のSLによくある、煙突の下あたりのボイラーからデッキへ伸びる斜めの棒が省略されていたので、真鍮線でそれらしく作って付け足しました。

 

 金属製ではないので、プレートのナンバーはモールドの凹凸を塗り分けます。これはさすがに真鍮エッチング製のパーツが欲しかったです。

  

 キャブの後ろに石炭が見えないのですが、実車の写真を見るとフタがあり、模型でもそれが再現されていました。

 

 実車は博物館明治村で現在も運行されているとのこと。実に120年以上前のSLが現役で走っていることになります。すごいです。そこで相棒の旧型客車も作ることにしました。ちょうどIORI工房からペーパキットが発売されました。またかなり以前にワールド工芸から金属製のキットで旧型の2軸客車が発売されていて、その作りかけが放置されたままだったので、思い切って完成を目指すことにしました。

 ワールド工芸のキットは短軸の車輪を使うことが想定されていなかったので。軸箱が車体幅からはみ出していてカッコ悪かったのですが、IORI工房のキットは短軸の車輪を使う仕様(KATO製のスポーク車輪を使うことにしました)なので、それに合わせて幅を縮めました。半田付けを外して幅を狭くして半田付けし直しました。カッコよくなりました。

 またワールド工芸のキットは屋根に段差ができてしまうので、パテ盛りして直すことにしました。

 完成すると小さな3両編成になりそうです。

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