12月2日武田幸三 リングに立つ

皆さん、こんにちは。

武田幸三 ローキック魂

セコンドの深津飛成です。

BS JAPANさんで絶賛放送中のプリズンホテル

皆さんお楽しみいただけて居りますでしょうか？

笑いあり、涙ありの浅田次郎先生の傑作のドラマ化と言う事で、SNSで大好評を頂いてるのを目にして凄く嬉しく思っております。

その物語の中では御座いますが

遂に、武田幸三がリングに立ちます。

いや、武田幸三が梶平八郎としてリングに立ちます。

梶平八郎がリングに？

梶平八郎が？

えっ？

板長じゃないの？

板長って書いてあるじゃん！！

と言う声が聞こえて参ります。

でも、12月2日

リングに上がるんです。。。

見て下さい。この目

いや、この眼

僕は何度この制御不能寸前の眼に悩まされたことか。。。

あっ、セコンドが僕じゃない。。。

ホッとする反面、なんか悔しいと言うか、妬ける…

で、誰と戦うの？

と、言う声も聞こえて参ります。

そんな声にお答えして

ちょっとだけ対戦相手をお見せ致します。。。

えっ？

はぁ？

だれ？ダレ？誰？

と言う声が聞こえてくるので

こちらの写真も公開！！

えっ？

マジ？

と、言う声が聞こえたので

こちらもどうぞ！！

む、む、武藤……？

武藤敬司？

と、驚きの声が聞こえます。

そりゃ〜そうです。驚きます。驚きます。

僕も驚きました。

武田幸三が梶平八郎として向き合い

思い切り戦って居るのは

対峙するのは日本のプロレス界の生きる伝説

武藤敬司！！

そうです。

あの武藤敬司さんがダークネス武藤と言う

ヒールとなりプリズンホテルに参戦し

武田扮する板長の梶平八郎と戦うんです。

しかも、この写真の武田幸三…

いや、梶平八郎はダークネス武藤に

シャイニングウィザードを放ってる様に見えませんか？

いやぁぁぁぁぁ

マジか…

武田幸三が武藤敬司と…

思わず敬称を忘れるほど遥か遠い存在

生きる伝説と呼ばれる武藤敬司

その武藤さんに

武田幸三が放つシャイニングウィザード…

セコンドに就きたかった…

でも、僕は演者じゃないから

このリングには上がれない。。。

そらは当たり前だけど

武田幸三のセコンドとして凄く悔しい…

ドラマの中とは言え、18年リングでキックボクサーとして戦って来た武田と

今なお、プロレスリングのリングで戦う武藤敬司さん。

2人が演者としてリングに上がった時、リハーサルの時点ですら異様な空気感が生まれ、いざ本番となると

監督をはじめとするスタッフの皆さんが

微動だに出来ない程の緊張感がスタジオを支配して

カットの声が掛かるまで、全てのスタッフの方が目線すら外せない雰囲気だったそうです。

ドラマを作り生きる人間が舞台を用意し

リングで生きる人間が全力で戦う。

膝も首も満足に動かす事が出来ぬほど

満身創痍の中、何万人もの観客を熱狂させ

そして、その戦いで全ての観客を満足させ続ける武藤さん。

視力を大幅に失い、視野も極端に狭く

適正に見えぬ中、己を研ぎ澄まし

お客様の満足の為に死力を尽くし続けた武田幸三

撮影後のインタビューで武藤さんが発した

『これしか出来ないから…』と言う言葉の重み

武田幸三と武藤敬司でしか作れないリングは

ドラマの中の『演技』としてでは無く

本気で死力を尽くさなきゃ生きていけない男達の咆哮として、皆さまに届くはずです。

ＢＳジャパン　浅田次郎「プリズンホテル」

12月2日（土）夜9時放送

（Ｃ）浅田次郎／集英社・ＢＳジャパン

涙あり、笑いあり、

不器用と呼ばれる生き方しか出来ない男達の咆哮あり。

どうぞお楽しみに！！