皆さんこんにちは。
本日は、「苦しみには意味がある」をテーマに書き留めたいと思います。
ある方のブログの中にこの言葉を見つけました。
その内容に非常に共感したので、私なりに思考を深めてみました。
誰でも人生の中で、「苦しみ」を伴う出来事に出会います。出会わない人はいないと思います。苦しいことに出くわすと、どうしてもそれを避けて歩みたくなるし、出来れば心の奥底に沈めておきたい(=すなわち無意識の世界に抑圧する)と考えてしまいます。
現在の自分自身がその苦しみに耐えるだけのレジリエンスを持っていなければ、その苦しみをまともに正面から受け続けたら、精神的に壊れてしまうかもしれません。ですから、避けて通ることや反動形成のような防御をすることも一案だと思います。
その「苦しみ」が、無意味に与えられた神様のいたずらだとすれば、あまりにもやるせない気持ちにもなりますが、一方でその出来事には、実は隠されたその人にとっての必要な意味があり、そのために辛い経験として機会が与えられていると考えると、少し変わってきます。
上述した方のブログの中にこんな言葉がありました。(太字)
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ドラえもんの名シーンで、しずかちゃんがお嫁さんに行く時に、しずかちゃんのお父さんがのび太を評した言葉は有名です。
“あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとって大事なことなんだからね。”
そうした人間になるためには、苦しみや不幸を経験することは避けては通れない道のはずで、苦しみや不幸を経験していなければ、人の痛みが分からない人間になってしまうことでしょう。
(https://philosophy-tetsugaku.com/what-is-meaning-of-suffering-8083より)
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私にも最近ある辛い出来事がありました。
「正義」は人の数だけありますから、私の考え行動した道が否定されたとしても、それはやむを得ないこととして受け止めなければならないのでしょうけど、「自分が原因で起こした失策を隠して他者を否定する発言」をまともに正面から何度も受けてしまったものですから、正直言って精神的には混乱してしまいました。
でも、そういうような辛い立場に立って頑張っている方々への支援を行うことが自分の与えられた使命であるのなら、この経験は無駄にならず、きっと意味があることなのだと思い直しています。
この経験の本当の意味を、謙虚に真摯に探したいと思います。
そのためには、現在の環境も変える勇気を持って臨みたいです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
2022.11.12 #263
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