皆さんこんにちは。
本日は「どこに視点を置いて歩むのか」をテーマに書き留めたいと思います。
最近、身近なところで辛い出来事がありました。自分の人間性を損なわれるようなことだったので、まずは怒りを覚えることで自分自身を守ることに徹していました。妥協して許してしまう自分も許せない程、酷い出来事だったからです。
許す心を持てない自分の狭量さも感じつつ、でもこれはこれで自己防衛の一つのあり方だと肯定できるのですが、どうしても自分の心の矢印が、常に内向きになっているバランスの悪さも感じ続けていました。
私は、「キャリア」について学ぶ中で、持論としてキャリアを次のように位置づけています。
自分自身の与えられた能力を、いかに自分と他者の幸せと成長に
活かしてゆくか、その歩み方自体のこと。
昨日も若手の皆さんとキャリアについて考える時間を共有していたのですが、改めて自分のキャリアの位置づけを再認識したときに、最近は「他者の幸せや成長」を考える時間があまりにも欠乏していたことに気が付きました。
自分が辛い思いをしていることを忘れ去ってしまう必要は無いものの、常に自分が悲劇の主人公でいることに囚われてしまうのは、自分のタレントを活かしていない我儘な生き方であるのだということにも、やっと到達することができてきました。
直接的に何か奉仕することだけが正解ではありませんが、自分の心の中に少しでも他者を共存させて、他者のために小さなことでも祈りつつ思いめぐらすこと、そして自分の学びの延長線上に見える他者の顔を、今一度思い浮かべる時間を持ちたいと思います。
この連休中は、反省を込めて、そういう精神作業を行いたいと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました。
2022.9.23 #256
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