皆さんこんにちは。

本日は、「 『宇宙飛行士選抜試験』を読んで」というテーマで書き留めたいと思います。

 

友人の勧めで同書を読みました。

私自身は、宇宙関連のことは全く詳しくないのですが、1986年に発生した悲劇である「チャレンジャー号爆発事件」については、組織の危機管理の学びを通して知る機会がありました。

それ以外は初めて知ることが殆どでした。

 

宇宙飛行士になるということは、単に体力があり語学力がある、というように能力定義しがちですが、一番の適性は「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」であることを同書を通して学びました。それは、一度宇宙に出てしまうと、その空間に彷徨う間は、物理的に閉鎖された空間であると同時に、衆人環視の状況におかれ、精神的にそういう状況を継続できる素養が求められることはもちろんのこと、あらゆる危機に対しても、チームメンバーとともにそれを乗り越えることが求められます。常に死と向かい合わせであり、肉体的にも健康維持は相当大変です。

 

 

友人曰く、これからの企業が求める人物像にも近いのではないか、とのこと。スキルや知識を持っていることがポイントになるのではなく、そのスキルや知識をどのようにチームのために役立てることができるか、ゴールを目指せる自分への自信とともにメンバーへの配慮ができる人材こそが求められるということを、とても納得しながら読ませていただきました。

 

もう一つ、私が感じたことがあります。

それは、夢を追い続けることの大切さです。夢を追う、ということは、自分のためでもありますが、同書の中に出てくる候補者たちは、自分のため、家族のため、そしてこれからの将来を背負う次世代の幸せのため、辛い訓練を受けて夢を実現しようとしていました。

 

平凡に、損得を常に考えて自分の守備範囲を守ること。そういう生き方もあるとは思いますが、自分のためではなく他者のために生きる、という姿に、私自身は改めて感じ入る時間を持てました。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

2022.2.26 #226

 

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