皆さんこんにちは。

本日は、「良かったこともあった一年でした」をテーマに書き留めたいと思います。

 

12月も半分を過ぎたにもかかわらず、クリスマスの雰囲気も、また新年を迎える雰囲気もあまり感じられず、社会的にはコロナ感染の恐れを抱いたまま、3年目を迎えようとしています。

経済状況は、回復の兆しが見えるとはいえ、多くの不安定要因を抱えたまま不透明な内需を期待する状況に変わりありません。

 

私個人にとってこの1年は、殆どの期間が暗黒に近いグレーの状態であったと回顧しています。あまりネガティブな表現は使いたくありませんが、自身の失敗が一つのトリガーともなり、仕事の上で不完全燃焼を続けた1年であったと感じています。

 

ライフラインチャートという、自分自身のパワーや感情を時系列に表す方法があるのですが、そのチャートの上でも2020年~2021年は、大きく下降線とともに底辺を彷徨った時期であったと感じますが、今年の最終コーナーにきて、少し下降線を持ち直し上昇をしてきた感じもします。

 

 

一つは、あまりにも自分に不向きな仕事は、真面目に抱え込むことだけが人生の正攻法ではないということ、そして自分の言葉で「不可能であること及び代替案」をトップに伝えたことで、自分の中で働く場の変更も含め、覚悟が決まったことが一つ。

そして、必ずしも誰もが順風に歩めるわけではない環境で、躓きながらも本当に苦しんで自分の人生を生きようとしている仲間から、こんな私に対しても、心から頑張って生きることの意思表示の言葉をもらえていること、その思いに私自身こそが励まされたのが二つ目の支えになったことです。

 

会社的な「昇進スコープ」から見れば、これらの歩みはナンセンスに近い体験であることは自明ですが、私にとっては、大きなマイルストンを自ら超えたと感じています。そして、自分の精神的な面は、相当に自分をブーストでき始めたと感じています。今日も仲間から、LINEで嬉しい復調の様子を報告してもらい、一人自宅でガッツポーズしていました。

 

私は人材育成や不調者対応などの仕事も携わっていますが、どれだけ自分事として相手に接することができるか、それが一番大切なことだと思っています。

社員の心からの質問に対し、とても正面から受け止めて対応してくれているとはいえない外部のプロ講師もいますが、私からすれば、そんな字面で報酬をもらうのかと、肩書きだけで人間心理を学んでいるとは思えない事実にも本日出くわしました。上記ガッツポーズのような嬉しい出来事とは裏腹に、本件は非常に残念でした。

 

本当に色々ありますよね。

 

人間は、強くなければ生きていけません。でも、優しくなければ生きる資格はないと、レイモンド・チャンドラーは言っています。

私は、弱い人間であることは事実です。でも、少しは生きる資格を与えられているのかもしれないとも思っています。

苦しかったけど、良かったこともあった1年であったと回顧しています。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

2021.12.17 #216

 

 

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