「茨城県」と犬吠埼沖の微小地震から見る関東地方の大地震発生可能性
昨年11月22日に福島県沖(いわき沖)でM7地震が発生し、その後、12月28日に茨城県北部でM6地震が発生しました。Hi-net自動処理震源マップの「最新30日間」、「茨城県」( http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXP08&_period=30days&rn=74148 )の微小地震の起こり方を見ると、幾つか気が付くことがあります。ポイントは茨城県北部と犬吠埼沖の微小地震の塊です。福島県沖も、茨城県北部も、そして、犬吠埼沖も「茨城県」の震源マップの範囲に収まっています。
次の5つの時期の「最新30日間」、「茨城県」の震源マップを比較すると、茨城県北部地震の前にその地域の微小地震の減少が起こっていたことが分かります。そして、現在、犬吠埼沖の微小地震の起こり方が変化していて、浅い地震の減少がやはり発生しています。
発生時刻 2016年12月28日 21時38分ごろ
震源地 茨城県北部
緯度 北緯36.7度
経度 東経140.6度
深さ 10km
マグニチュード 6.3
(1)
2016年6月24日:茨城県北部の微小地震の塊が大きい。福島県沖M7地震発生前であるため、福島県沖(いわき沖)には微小地震の塊はない。
(2)
2016年12月27日:茨城県北部地震M6の前日であり、茨城県北部の微小地震の塊が小さい(細くなっている)。この傾向は一ヶ月以上前から継続していた。福島県沖M7地震発生後であるため、福島県沖には微小地震の大きな塊が見える。
(3)
2017年2月10日:12月28日の茨城県北部M6地震発生後であるため、茨城県北部の微小地震の塊は大きい。犬吠埼北東20キロ程度の沖あいにはオレンジ色のドットの帯は表示されていない。
(4)
2017年3月10日:犬吠埼の北東20キロ程度の沖あいにそれまで見られなかったオレンジ色のドットの帯が表示されている。
(5)
2017年3月30日:犬吠埼の北東20キロ程度沖合のオレンジ色のドットの帯が縮小。犬吠埼一帯の微小地震の減少傾向が出ているように見える。
犬吠埼の沖合の赤いドット(浅い地震)と緑色のドット(深い地震)の発生の仕方は微妙に変動しています。また、霞ヶ浦のある一帯の沖合に広がっている微小地震の空白域の広さも微妙に変動しているようです。問題は、本日3月30日の犬吠埼沖の微小地震の塊が、例えば2月10日のものと比べるとある程度小さくなっているように見えることです。
なお、茨城県北部の地震( http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=300 )は通常震源深さが「10km」とか「ごく浅い」と表示されるものが多いのですが、本日起こった茨城県北部地震は震源深さ60キロでした。このことも、関東地方でのM6以上地震の発生がかなり切迫していることを示していると思います。
発生時刻 2017年3月30日 11時01分ごろ
震源地 茨城県北部
緯度 北緯36.5度
経度 東経140.6度
深さ 60km
マグニチュード 3.2
2017年03月30日12時10分 武田信弘 ジオログ(http//geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http//blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:112416 SN:4137