(10月1日分)Hi-net自動処理震源マップのN= の値の変動について
10月1日(土)
房総半島南東沖の三重会合点付近の地震について:
Hi-net自動処理震源マップの「最新24時間」「日本全国拡大」( http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=JAPAN_MAP&_period=24hours&rn=94347 )では、07:30現在、三重会合点付近で赤いドットが二つ表示されています。多分M3程度とM5のものです。房総半島南東沖の三重会合点付近での群発は継続注です。
EMSC( http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&start_date=2004-10-01&end_date=2016-12-31&min_lat=32.50&max_lat=35.50&min_long=140.50&max_long=143.50&min_intens=0&max_intens=8&view=1 )で見ると、2004年10月1日以降の総数は339で、昨日日本時間9月30日に次の一件が新たに発生したことが示されています。
Magnitude mb 5.0
Region OFF EAST COAST OF HONSHU, JAPAN
Date time 2016-09-29 23:21:00.9 UTC
Location 34.50 N ; 141.80 E
Depth 8 km
Distances 221 km SE of Kawasaki, Japan / pop: 1,307,000 / local time: 08:21:00.9 2016-09-30
196 km SE of Chiba-shi, Japan / pop: 920,000 / local time: 08:21:00.9 2016-09-30
154 km SE of Ōhara, Japan / pop: 20,300 / local time: 08:21:00.9 2016-09-30
mb 5.0というのは、9月22日からの群発のM4以上の25件の中では、上から7番目の大きさです。マグニチュード別の集計は次のようになります。
M6.3:1件
M5.1:5件
M5.0:3件
M4.9:2件
M4.8:1件
M4.7:6件
M4.6:5件
M4.5:1件
M4.0:1件
上のEMSCのリンクで調べたデータは北緯32.50から35.50、東経140.50から143.50の範囲での地震です。ところが、面白いことに、少し範囲を広げてやると、かなり違った結果が出てきます。http://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes&start_date=2004-10-01&end_date=2016-12-31&min_lat=32.00&max_lat=36.00&min_long=140.00&max_long=144.00&min_intens=0&max_intens=8&view=2 で調べると、総数は698と出てくるのです。最初のリンクでは総数が339ですので2倍以上です。二番目のリンクでの範囲は北緯32.00から36.00、東経140.00から144.00で、それぞれ、0.5度ずつ上限・下限を広げ、緯度・経度とも1度分範囲が広がっています。緯度は3度分が4度分へ、経度も3度分が4度分へ大きくなったのです。面積でいうと9から16へ増加です。面積では2倍未満ですが、地震数では二倍以上ですから、三重会合点付近の周辺部で多くの地震が発生してきたことが分かります。ただし、今回の群発が発生した9月22日以降だけを見ると、全く変化はありません。このことは、断言は出来ませんが、今回の群発の震源域がかなり固く噛み合っていた地域であり、以前は地震発生数が少なかったが、その固く噛み合っていた部分に圧力が集中したために、他の部分は地震が起こらず、この部分だけで地震が続いていると言うことではないかと思います。イメージとしては、大きな噛み合いの周辺部で破壊が継続し、周辺部での破壊が終わった段階で大きな噛み合いが破壊されつつあると言うことではないでしょうか。三重会合点での大きな噛み合いは、多分、他にもあるはずで、今回の群発がこのまま相模トラフ巨大地震につながるをは思えませんが、巨大地震発生へ近づいたことは明らかでしょう。
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N=22798(22815) です。
Hi-net自動処理震源マップの「日本全国広域」、「最新30日間」、07:00の値です。
「最新7日間」では5082(5208)です。
「最新24時間」ではN=389(355)です。
「最新7日間」で、「東京都」はN=147(151)、「神奈川県」はN=176(169) です。「静岡県」は178(190)です。
「最新30日間」では、「東京都」はN=704(705)、「神奈川県」N=906(900)、「静岡県」1057(1082)です。
「最新7日間」
===「福岡県」=「奈良県」=「静岡県」=「神奈川県」=「東京都」
22日:1157ーーー0268--0228---0197--0144
23日:1045ーーー0271--0235---0215--0156
24日:1043ーーー0262--0231---0216--0168
25日:1082ーーー0253--0210---0202--0159
26日:1109ーーー0265--0194---0191--0152
27日:1192ーーー0272--0182---0181--0151
28日:1243ーーー0287--0191---0186--0162
29日:1215ーーー0278--0194---0178--0164
30日:1194ーーー0274--0190---0169--0151
01日:1152ーーー0280--0178---0176--0147
「最新30日間」
==「福岡県」=「奈良県」=「静岡県」=「神奈川県」=「東京都」
22日:6320ーーー1363--1125---0878--0655
23日:6235ーーー1355--1113---0894--0665
24日:6206ーーー1332--1113---0895--0677
25日:6160ーーー1316--1104---0898--0683
26日:6212ーーー1336--1102---0911--0692
27日:6216ーーー1327--1082---0898--0694
28日:6198ーーー1338--1082---0889--0693
29日:6206ーーー1336--1074---0889--0699
30日:6228ーーー1338--1082---0900--0705
01日:6149ーーー1347--1057---0906--0704
以下、07:00時点で昨日と比べて15以上の変動があった地域です。
「最新7日間」
====昨日==本日
「栃木県」:467→494(減少30)
「岐阜県」:355→318(減少37)
「長野県」:410→372(減少38)
「富山県」:372→338(減少34)
「新潟県」:255→236(減少19)
「宮城県」:225→243(増加18)
「岩手県」:333→353(増加20)
「兵庫県」:214→231(増加17)
「鳥取県」:363→386(増加23)
「岡山県」:386→407(増加21)
「福岡県」:1194→1152(減少42)
「佐賀県」:1212→1176(減少36)
「熊本県」:1320→1277(減少43)
「大分県」:1268→1236(減少32)
「宮崎県」:1303→1273(減少30)
「最新30日間」
=====昨日==本日
「静岡県」:1082→1057(減少25)
「長野県」:2138→2110(減少28)
「山梨県」:1054→1035(減少19)
「岐阜県」:1739→1722(減少17)
「愛知県」:0996→0976(減少20)
「富山県」:1824→1796(減少28)
「鳥取県」:0613→0632(増加19)
「岡山県」:0725→0743(増加18)
「福岡県」:6228→6149(減少79)
「佐賀県」:6243→6158(減少85)
「熊本県」:6813→6739(減少74)
「大分県」:6642→6559(減少73)
「宮崎県」:6825→6736(減少89)
関東地方での変動が少ないです。15以上の変動があったのは「最新7日間」で「栃木県」だけでした。
昨日(9月30日)は熊本地震関連を除いて、次の有感地震が発生しました。
2016年9月30日 0時45分ごろ 奄美大島近海 3.6 1
2016年9月30日 1時10分ごろ 奄美大島近海 3.7 2
2016年9月30日 1時51分ごろ 奄美大島近海 3.7 1
2016年9月30日 4時03分ごろ 十勝地方南部 3.5 1
2016年9月30日 16時01分ごろ 釧路沖 3.7 1
2016年9月30日 17時16分ごろ 長野県南部 3.3 2
2016年9月30日 20時40分ごろ 岩手県沖 3.3 1
9月の九州での震度を観測した地震数は熊本地震関連を除いて9件でした。5月以降の熊本地震関連を除いた地震数の推移は次の通りです。
5月:22件(陸域:1件ー海域:21件)
6月:16件(陸域:1件ー海域:15件)
7月:26件(陸域:0件ー海域:26件)
8月:16件(陸域:4件ー海域:12件)
9月:09件(陸域:0件ー海域:09件)
9月30日の奄美大島での3件を入れて9件ですから9月は明らかに急減です。陸域での地震数の変動はほとんどなく、歪みの解放が熊本地震関連に集中しているのだと思います。九州の陸域での地震発生の可能性は特にないと思いますが、昨年11月14日に発生した薩摩半島西方沖でのM7.0から今年4月14日の熊本地震へ歪みが移送されているわけで、今後、四国・中国地方でのM7地震がかなり迫ってきているのではと思います。
2016年10月01日09時40分 武田信弘 ジオログ(http//geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http//blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:98624 SN:3893