日本の原発議論はコントロールされている
 
 日本の原発議論はコントロールされたもの。だから、実態を反映されたものもあるが、それ以上にウソが多い。以下、そう考えざるを得ない根拠。

1.事故発生直後から現場に米軍が居て、事故対応にあたっていたことが報道にあがっていた。例えば4号炉の火災消化に米軍が当たったという報道があった。しかし、その後、一切、米軍の存在は隠されている。各種事故調査報告書でも触れられていない。

2.原子炉建屋やタービン建屋など原子力発電所の各所に付けられていた監視カメラ映像が一切公開されていないし、監視カメラの存在自体が無視されている。東電が付けていた以外に、IAEAが付けていたカメラもあり、このことは2011年夏の参議院で取り上げられていた。だから、マスコミも当然知っている。というか、そもそも、原子炉の各所に監視カメラが付いていることはある意味常識と言っていいもので、国会議員やマスコミ関係者だけでなく、一般市民の多くも知っているはず。ところが、監視カメラ映像を公開して地震影響を検証しようという声が全く上がらない。東電以外の原発運営会社からも反原発運動の関係者からも多分全くこういった主張は出てきていない。このことは何を意味するかと言えば、こういった組織や運動の核になる人々が意図的に無視しているという意味だ。つまり、日本の反原発関連の議論は、少なくとも正面切って事実を議論するという体制になっていない。

3.事故時に現場に居たはずの原発作業員の方たちによる事故時の原子炉建屋の様子の証言が未だにほとんどない。各種事故調査でアンケートが取られている場合があるが、このアンケートも事故前後の被ばく管理がされていたかどうかというものであり、地震が起こったときなどに原子炉の様子がどうだったかのアンケートは少なくとも公開されていない。このことが何を意味するかというと、ひょっとしたら単に隠されているのではなく、地震時に一般の作業員が居なかったという可能性さえある。つまり、地震の数日前からの群発地震の時に、原子炉は停止されていた可能性がある。

発生時刻 2011年3月9日 11時45分頃
震源地 三陸沖
最大震度 震度5弱
位置 緯度 北緯 38.3度
経度 東経 143.3度
震源 マグニチュード M7.2
深さ 約10km

上の地震で宮城県の女川町や福島県の大熊町は震度3。よって、原子炉停止を普通はしないが、この地震以降、一日に十数回のM5程度の地震が続発していた。この状況で原子炉停止をしない方がおかしい。

4.その他その他、明らかに取り上げることがタブーになっていることは数多い。

 こういった状況で、規制委員会が規制に合格しているとかいないとか、安全を確認した原発から再稼働すると言うこと自体が、全く無責任であり、当事者能力がそもそも欠けているということ。

 ではどうしたらいいか。こういった状況になっている理由はアメリカによるコントロールが効いているからのはずで、アメリカの核武装継続が多分一番基本にある原因。よって、核武装継続が無理であるとか現状にあっていないということを説得して行く必要があるし、第二に日本にしてもそれ以外の国々にしても現状のような西欧による支配は無理があるということを指摘して行くしかない。更に踏み込んで言えば、アメリカ国内は深刻な内部分裂に直面していて、アメリカ社会そのものが相当な困難に直面している。このことを説得材料にしていくべきだと思う。

2014年12月22日20時20分 武田信弘 ジオログ(http://geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700)はヤフーブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700)へ移行しました。CN:8440 SN:3440