陳 情 第 2 0 1 0 号平成25年 2月22日受理

車のリアウィンドウへ貼付するTPP反対のステッカーを鹿児島県が作成し、県下へ配布することを求める陳情 に関する追加資料

住所:891-0403鹿児島県指宿市十二町4084ー3
電話:080-3186-4675
氏名:武田信弘

(1) 陳情書で福島第一原発の原子炉に設置されている監視カメラについて述べました。しかし、原子力関連施設への監視カメラについて、福島第一原発事故以降、設置されていないという誤魔化しが組織的に行われている様子です。自分自身も監視カメラは付いているがオンライン接続がされていず映像はカメラ付属のテープに納まっているというような話をされたことがあります。しかし、もしそうであれば、核燃料を盗み出すというようなことをやろうというグループであれば監視カメラ自体を壊した上で核燃料の盗み出しをやるでしょう。当然、こういった危険性があることは分かりますから、オンラインで映像が中央制御室などへ送信され、そこで常時監視がされていることになります。

 この追加資料で、まず、確実に監視カメラが設置されているということを述べさせていただきます。

 IAEAの監視カメラについて次のような報道が2002年12月19日にありました。

以下、http://www.47news.jp/CN/200212/CN2002122001000013.html から引用開始:

IAEAが監視カメラ公開 北朝鮮に20台設置

 【ウィーン19日共同】国際原子力機関(IAEA)は19日、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)が米朝枠組み合意で凍結中の核施設稼働再開のため、IAEAに撤去を求めている監視カメラと同型のものを報道陣に公開した。  IAEAは北朝鮮・寧辺の黒鉛減速炉や関連施設に約20台のカメラを設置、24時間態勢で監視に当たっており、「北朝鮮が一方的に撤去すれば、枠組み合意が実質的に崩壊、重大な結果を招く」と警告している。  公開されたカメラは装置なども含め長さ約40センチの長方形の容器に収められており、厳重に施錠されている。査察官はこれらのカメラをモニター機器を通して操作でき、ウィーンのIAEA本部にも自動的に映像が送信される仕組みとなっている。カメラは暗闇のわずかな光にも反応するほど高性能という。

以上引用終わり。

 上の記事は北朝鮮に関するものですが、IAEAの監視カメラは世界中のすべての核施設に付けられています。世界で最もIAEAの監視カメラ設置台数が多いのは日本であるとさえ言われているのです。

 リアルタイムでの監視の必要上、「査察官はこれらのカメラをモニター機器を通して操作でき、ウィーンのIAEA本部にも自動的に映像が送信される仕組みとなっている」のは当然のことであり、また、停電に備えてバックアップ電源も付いています。

 そもそも、原子炉建屋は普段からかなり線量が高い現場があり、そこでの作業について監督ができません。そのため、作業の進捗状況を見るための監視カメラも付いているのです。つまり、各電力会社は原子炉建屋の各所に監視カメラをかなりの数設置していて、それらの映像を少なくとも中央制御室へはオンラインで送信し、そこでサーバーなどへ記録蓄積するようにしているのです。

 こういった原発の記録映像については国会でも取り上げられています。平成24年9月24日の衆議院予算委員会での質疑です。これは国会の議事録で確認することができます。
http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_dispdoc.cgi?SESSION=17017&SAVED_RID=1&PAGE=0&POS=0&TOTAL=0&SRV_ID=9&DOC_ID=10107&DPAGE=1&DTOTAL=1&DPOS=1&SORT_DIR=1&SORT_TYPE=0&MODE=1&DMY=17031 からその部分の議事録を引用します。

以下引用開始:

○風間直樹君: 今回の原発事故について情報公開が十分されていないと、首長の皆さんから声が上がっている部分があります。それはすなわち、福島第一原発で一体何が起きたのかということです。
 国民の安全に関する情報は公開が原則でありますが、この福島第一原発には二台のカメラが設置されています。一つは、IAEAが設置している核燃料棒の取り出しを監視するカメラ、そしてもう一つは、東京電力が設置している通称ふくいちライブカメラと言われるものでありますが、この二つの映像を私は国民に公開し、一体何が起きたのかの全貌を開示すべきだと考えます。担当大臣の御所見を伺います。