反原発デモ参加者激減と民主党風間議員処分

 本日3月16日付の朝日新聞に「反原発デモ参加者激減」という記事が載っている。内容は一時2万人を超していた参加者が最近は数千人から数百人へ減っているというもの。

 民主党風間議員処分とは、「民主党の細野豪志幹事長は16日、日本銀行総裁人事の参院採決で反対票を投じて造反した風間直樹氏について『非常に重要な人事で党議に反した。重く受け止めないといけない』と述べ、処分の検討対象になるとの考えを示した。」ということ。どうやら、造反と言っても単なるボタンの押し間違えらしい。採決の投票をボタンで押すシステムでやっていて、風間議員本人はボタンの押し間違えだと説明しているからだ。

 デモ参加者の減少について「放射能の怖さを実感しにくいせいか、関心が薄れている感じがする」という感想が寄せられている。実感しにくいというよりも、実態が非常に組織的に覆い隠されているのだ。

 新聞やテレビの報道番組を時間をかけてみる人は多くない。その上、マスコミ報道の多くは最も肝心な点を伏せてしまっていることが多い。その一つが平成24年9月24日の衆議院予算委員会での次の質疑だ。http://kokkai.ndl.go.jp/cgi-bin/KENSAKU/swk_dispdoc.cgi?SESSION=17017&SAVED_RID=1&PAGE=0&POS=0&TOTAL=0&SRV_ID=9&DOC_ID=10107&DPAGE=1&DTOTAL=1&DPOS=1&SORT_DIR=1&SORT_TYPE=0&MODE=1&DMY=17031 でその部分の議事録を見ることができる。

以下引用開始:

○風間直樹君: 今回の原発事故について情報公開が十分されていないと、首長の皆さんから声が上がっている部分があります。それはすなわち、福島第一原発で一体何が起きたのかということです。
 国民の安全に関する情報は公開が原則でありますが、この福島第一原発には二台のカメラが設置されています。一つは、IAEAが設置している核燃料棒の取り出しを監視するカメラ、そしてもう一つは、東京電力が設置している通称ふくいちライブカメラと言われるものでありますが、この二つの映像を私は国民に公開し、一体何が起きたのかの全貌を開示すべきだと考えます。担当大臣の御所見を伺います。

○国務大臣(細野豪志君): IAEAの方は、これは日本が直接何か差配できるものではありませんので、難しいかと思います。ただ、東京電力が持っている様々な情報については、当然基本的には全て開示をされると。量が膨大だとするならば、それはもう必要に応じて開示を求めていくというのが当然のことだと思います。
 ふくいちライブカメラについては、当初は一部の情報が、例えば何か現象があったときのデータのようなものが公開をされていたんですが、是非ライブで常にネット上で公開をという要請が各方面からございまして、私の方で東京電力に強い要請をいたしまして、補佐官時代でございますけれども、今リアルタイムで映像が常に公開をされております。
 そういったことを進めることによって、今何が起きているのかというのをまず国民に知っていただくことは極めて重要であると、私もそう考えております。

○国務大臣(中川正春君): IAEAの方は私の方で管轄しているんですが、是非交渉をしてこれを公開をしていくという方向で持っていきたいと思います。ただ、今のところ現場に入れないという状況でありますので、そのことも勘案しながらやっていきたいというふうに思います。

○風間直樹君: 文科大臣には、現場に入れるようになった状況で直ちにこれを公開するべき手段を取っていただきたいと。
 それから、細野大臣、私がお聞きしましたのは、今の映像ではなくて事故時の状況の録画なんです。これ、まだ公開されていないんですよ。この点、御答弁をお願いします。