6.北朝鮮への核技術移転は主にアメリカによってなされた。そして、北朝鮮からイランへ核技術が移転された可能性が強い。311の地震と福島第一原発事故を受けて、原発の危険性について多くの指摘がされるようになっている。非常に飛躍のある仮説だが、北朝鮮からイランへの原発技術移転について、一種の罠が仕掛けられていて、何らかの事故が起こるような細工がされているのではないだろうか。そのことを金正日が知っていたかどうかは別の問題だが、イランがそれに気づく可能性が高くなっていて、それに対して手を打ちたいと言う動機がアメリカ政府などに出てきていたのではと思う。

7.金正恩はまだ若い。少なくとも金正日よりも権力基盤は脆弱だろう。金正恩を権力中枢に据えれば、かなり簡単に北朝鮮をコントロールして、例えば戦争突入の真似事をさせたり、中国と衝突させたりすることは少なくとも金正日よりは簡単だ。つまり、金正日が実際に暗殺されたかどうかは別にして、脂肪の発表は遅れ、その原因は金正日を権力中枢に据える、それもかなり強力なものとして権力を持たせることを意図していたからだと思う。

8.具体的な狙いとしては中国から北朝鮮を引きはがすと言うことと、原発がひつようだとか原爆が有効な軍備だと世界各国へ印象付けることだろう。中国から見たら、この機会に金一族の独裁を止めさせて、中国と同様のシステムを採用させようとするはずだ。

9.だから、今、北朝鮮国内で起こっていることはアメリカと中国のつばぜり合いだ。中国はイランへ原発技術を移転するか、少なくとも、イランの原発技術が正しいものであるかチェックする必要があると思う。

10.日本への影響はどうなるかよく分からない。そう簡単に北朝鮮が武力行使するとは思えない。軍事的脅威なのだと言う印象付けはするだろう。

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<913>>