どちらにしてもこの二つのプレート間に緊張があれば、バリバリと岩盤の崩れが起こり、赤いドットで示される地震があるはずですから、二つのプレート間に緊張関係がないことを示しているはずです。

しかし、311の地震は房総半島沖までは来ていませんから、太平洋プレートからフィリピン海プレートへの圧力は持続しているはずなのです。

仮に、太平洋プレートからの圧力がフィリピン海プレートへがっちり固まった形で伝わり、この二つのプレート間で地震によるエネルギーの損耗が起こらないとすると、今度はフィリピン海プレートが北西方向へ押される結果、ユーラシアプレートとフィリピン海プレートの境界面である静岡県沖から宮崎県沖に至る地域で地震が起こってこなければいけないはずです。ところが、
http://www.geocities.jp/taked4700/JAPAN_MAP2011-411month.png
を見ても分かるように、その地域では地震がほとんど起こっていないように見えるのです。

そして、その代わりに、地震が以前よりも活発化しているのが伊豆半島沖の伊豆大島から、伊豆諸島に沿って南下するあたりです。このあたりは以前からずっと地震が起こっているのですが、311以降、その頻度が上がっています。

つまり、東北地方太平洋沖地震で北アメリカプレートと太平洋プレートのぶつかり合いによる東北地方沖部分での圧力が解放され、その結果、ずれ残りの房総沖への圧力がフィリピン海プレートを押して、ユーラシアプレートとの境である伊豆半島沖に集中しているように思えるのです。

このことは、多分ですが、富士山地下にあるマグマへの刺激と東海地震の震源域である静岡県御前崎のあたりへの近く歪みを引き起こしているはずです。

このことを確認するには、富士山周辺や御前崎周辺の地下水位の変動を見ればいいのですが、リアルタイムモニターが見つかりません。以前は確か公開されていたと思うのですが。
  
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<553>>
TC:24525, BC:80193, PC:?, Mc:?