海水から真水への切り替えということは!

 原子炉へ注入していた海水を真水に切り替えると言う。原子炉内で塩分がたまり、金属が腐食したり、弁に塩分がこびりつくのを防止するためだと言う。

 ということは、原子炉内の塩分を洗い流さなければいけない。放射化されたナトリウムやカリウム、カルシウム、塩素などが少なくともかなり溜まっているはずだし、更に、ヨウ素やセシウム、そして、ウランやプルトニウムさえ含まれている可能性がある。洗い流した水はどこに排出されるのか、そもそも、海水注入は圧力容器へ行われていたのか、格納容器へ行われていたのか、ここが最も肝心な点なのに、まったく情報開示がない。環境汚染の程度は、一般市民には分からない。幾らヨウ素が、セシウムが、プルトニウムが飲み水に、野菜に含まれていようと、一般市民は調べるすべがないのだ。だからこそ、海水注入がどうやって行われているか、その情報開示が必要なのに、まったくその開示がない。

 原子炉内にこびりついた塩分は高度に放射化されている。かなり強い放射線を出す状態になっている。これをどうするかはかなり重要な問題だ。情報開示が必要であり、それがされないのなら、今後、他のことでも情報操作が行われるだろう。

*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<450>>