大規模にショウアップがされるでっち上げ、尖閣ビデオは本物ではない。

 12月18日、中国漁船が韓国当局によって拿捕される際、中国漁船が韓国巡視船に追突し一人死亡一人行方不明になったという。また、その際、韓国の海上保安官が骨折などの負傷をしたという。

 しかし、まずこのニュースからしてどうも疑問を抱かざるを得ない。まず、このニュースについて、その不自然さを指摘し、次に尖閣ビデオについて、そのおかしい点を述べる。

 中国漁船が韓国巡視艇に追突して沈没し中国人船員が複数人死亡したというが、普通、中国漁船員が抵抗するのは拿捕されずに逃げ切れる可能性がある程度あるからだろう。最初から確実に捕まり、刑罰も課せられると分かっていたら、暴力を振るって抵抗すれば、却ってそれが刑罰の重さとなって跳ね返って来るわけで、わざわざそうするはずがない。少なくとも、韓国は中国漁船を年間数十隻拿捕しているはずだから、中国漁船の方も逃げることができるかどうか、十分に理解しているはずだ。つまり、中国人漁船員が暴力で抵抗することがないとは言わないが、それは、何かの理由で取り締まりから逃げることが可能だと考えている場合であるはずだということだ。逃げることができないと分かっていたら、いたずらに抵抗をするはずがない。

 9月か10月ぐらいの報道では確か、韓国取り締まり当局のやり方は中国漁船を拿捕したら、裁判を開かず、一種の略式起訴で罰金を取って船員、船体とも返還するとなっていたように思う。今検索しても、そういった記事は見つからない様子だ。今いろいろと出てくる記事には、船長の釈放に1000万円程の罰金支払が必要だとされ、船体の返還については触れていないものが多いようだ。中国漁船は、ある程度の船団を組んでやってくる様子なので、拿捕される確率は最初からあまりないのかもしれない。また、船団の内の一隻が取締に抵抗すれば、その間に他の漁船が逃げることが出来るということかもしれない。しかし、船長の釈放に1000万円必要というのはかなりの金額で、中国側がそれほどの危険を犯して密漁をするとは思えない。ましてや、漁船の返還がされないとなれば、経済的に引き合わないはずで、密漁を続けるとは思えない。つまり、少なくとも、船長の釈放に1000万円以上の罰金支払が必要で、しかも、船体が返還されないような仕組みにはなっていないはずだ。

 その上で、中国漁船が沈没するような被害を被る形で韓国巡視船に追突を試みるだろうか、それを検討してみよう。

1.今回の報道には映像がない。少なくとも、沈没シーンを写した映像はない。以下に引用するNHKの報道には、死者が出た時の拿捕シーンではなく、別の拿捕時の映像が使われていたという。しかし、例えば中国人船員の8名ほどは韓国の取締船が救助したというのだから、その救助シーンをマスコミで流すことがおこなわれるはずだ。海上での取り締まりは第3者による目撃証言などがないので、必ずビデオ撮影がされるというのだから、今回の沈没事件でも映像があるはずだ。なぜ、それが公開されていないのか?( ”ロイターが映像を誤配信 黄海の中国漁船衝突事件”で検索すれば日本での報道で使われた映像は違う事件のものだという記事が多く出てくる。)更に、この記事の終わりに引用する報道では、韓国でも沈没の映像は公開されていないという。

2.そもそも、昔から中国漁船の韓国取締当局への激しい抵抗があったのか?少なくとも自分が見た限り、この数カ月でそう言った報道が出てきているのであり、それ以前、つまり、9月の尖閣沖での中国漁船拿捕以前には、そういった報道はないと思う。

3.中国漁船が仮にかなり、ポンコツであったとしても10人以上の船員が乗り組んでいたのだから、木製の船ではなくて金属製の船であるはずだ。尖閣諸島沖の拿捕のときも、中国漁船は100トン以上の大きさがあったので、今回も同じほどの大きさだろう。そう言った金属製の多分100トンを超す船が衝突で沈没するには、かなりの強さの衝突が必要なはずだと思う。しかし、今回、どのような衝突か、中国漁船がどのような壊れ方をしてどうやって沈没したのか、その報道はない。さらに、韓国側の船の損害もあったはずだが、それも情報がない。

4.なぜ、韓国の取締船がそばにいて漁船員の全員の救助ができないのか?行方不明ということならまだ分かるが、死亡ということは、救助時点で死亡というわけで、普通、水泳ができる漁船員がいくら冬の海でもそう簡単に死亡するとは思えない。

5.取締官が骨折をするほどの抵抗をする場合、懲役形を課すのが普通だ。なぜ、罰金だけで済んでいるのか。取締りの担当官庁から、罰金だけでなく、懲役を与えてほしいという声が必ず上がるはずだと思うが、なぜそうならないのか?