依然として家からは文章が打てないので、いつものインターネットカフェからこれを書いている。

 8月30日、面白いことが起きた。夕方、母と一緒に病院の駐車場を散歩し、車に乗せてきた犬と少しの時間一緒に過ごした後、病院の建物内へ戻ったときのことだ。戻る途中で母がトイレに行きたいと言い出したので、一階にある車椅子用のトイレに連れて行った。いつもぼくが持っているウェストポーチを、車椅子の取っ手のところへ掛けたままぼくはトイレの外へ出て、受付の前の待合室にいた。多分、20秒かそのぐらい経ったところでベルが鳴り出した。はて、すでに通院患者はいないし、一階に病室はないし、どうしたのかと思っていたら、事務室から事務を担当しているらしい人がトイレのほうへ向かっていった。ぼくも、母の様子を見ようと思って車椅子のトイレのほうへ向かった。ドアを開けると、事務担当の人が中に居るのだ。自分もトイレの中に入り、母に呼び出しのベルを押していないでしょうと確認すると押していないと答える。事務担当の人は外へ出て行った。はて、これはおかしい。呼び出しのベルを押していないのに、なぜ、トイレの中に居るのだ?そのことを確認しようと、トイレの中に入っていた人と話をしたいと受付で言うと、また呼び出しのベルが鳴り出した。事務担当の人が車椅子用のトイレに入っていく。自分も続いて入ると、母が押したと言う。先ほど、呼び出しのベルを押していないということを確認するときに、母が乗ってきた車椅子を自分が横へどけてしまったからだった。母に謝って、車椅子への移動を手伝い、そのまま病室へ戻った。しかし、やはり、最初の呼び出しベルのことが納得がいかないので、もう一度一階の受付へ行き、話を聞きたいと申し出た。看護婦の方が二階から降りてきて、事務担当の方と一緒に話をする。ぼくはウェストポーチを受付の机の上に置き、話を聞こうとすると、二人は女子トイレのほうへ案内すると言い出した。ウェストポーチをそのままにして、車椅子用のトイレの前まで一緒に行き、そこで待っていた。二人は引き返してきた。つまり、最初に女子トイレの中を確認し、次に、車椅子用のトイレを確認したのだと言うのだ。
 この時点ですでに二つおかしいことが明らかだ。そもそも呼び出しのベルはどこで押されたか、それが事務室なり、ナーススティションで判るようになっているはずだ。女子トイレと車椅子用トイレが同じ表示になるとは思えない。それに、二度目のベルでは、直ぐに車椅子用のトイレに行っている。また、一度目のベルを誰が鳴らしたのか不明のままになっている。病院の方と自分たち二人以外は居なかったのだから、幽霊がベルを押したことになるが、それにしては誰が一回目のベルを押したのかについて病院側の人たちは無関心だった。
 ぼくが行政側の大きな腐敗を告発しているということを説明し、埼玉知事選の選挙公報を渡して、読んでくれるようにお願いをした。
 翌日、8月31日、病院へ行くと、母が直ぐに、朝早く寝ていたところを看護婦さんに起こされて「ビスケットを食べたらいけない」と言われたという。いろいろ聞くと、犬にあげるために買ってあったペット用のビスケットの袋を見て、看護婦さんがそれを母が食べるといけないと考えて言ったようなのだ。母は、「自分はビスケットを食べない。息子が置いていったものかもしれない。」と答えたという。これも考えてみればおかしなことだ。少なくとも普段の行動で母は特に認知症のような様子を見せることはない。新聞や週刊誌を読んでいるのだから、ビスケットが人用かペット用か見分けることは十分に出来る。そのため、9月1日に母のことで話をしたいと看護婦さんにお願いをした。
 9月1日、病院側と話をした。トイレの呼び出しベルは、男女別と車椅子用の三つに表示が分かれているということだった。また、ビスケットのことは、朝方ではなくて、夜間であるということだった。母のベットが腰掛けると完全に足が20cmほど浮いてしまうので低いベットにしてほしいとお願いをした。また、足のリハビリの強化をお願いした。このままでは、どんどんと足が弱り、自分の足で立つことさえ出来なくなる可能性があるからだ。