トータル93日間の長期休業の89日目ですね。

今日は、大太鼓をめぐる昔の話。

 

学校エッセイ【今、学校で】 5月27日(水)

 

公立中学校教師、TAKETAKEです。

教師をやっている目標はただひとつ、「世界平和」。

 

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彼の大太鼓はみんなの大太鼓

【大太鼓が音楽上まったく意味もなく2つ、ステージ上にあった

 

30年も前の県代表が集まる支部大会のコンクール会場、中学校の部。

次の学校は、支部大会には初出場っぽいなあ。

セッティングの様子でその学校の何かがわかることもあるからなあ。

おや?

大太鼓の2つ目が入場してきた。

それは幼稚園か小学校のかわいらしい鼓笛隊が使うようなもの。

自由曲はそんなものを使うとは思えない有名なバッハの曲。

その大太鼓についてきた部員に他の部員が付き添っている。

バチを持たせて、立つ位置を決めてあげて、何か話しかけて、自分の席に向かった。

バッハの演奏が始まって、息をのんだ。

とんでもなく美しいサウンドだった。

引き込まれた。

鮮やかで美しくて、派手すぎないけれど、なんだか圧倒的なものを感じる演奏。

途中、大太鼓の彼のことは忘れかけていた。

頭をかくなど以外の動きがなかったので。

その曲の山場の強奏のところで彼の手がちょっと動いて、はっとした。

 

ん?太鼓を叩いたか?

 

私のポンコツな耳では叩いたのかどうか最後までわからなかったけれど、

きっと叩いたのだろうなと練習の姿を想像した。

自由曲の1か所だけ叩く彼のためにメンバー全員と指揮者の先生が

何十回も練習したに違いない。

 

音楽が大好きな彼が入部してきたが、思ったように手足が動かない。

今年は県代表になれるかもしれないと考えていたくらい精密な練習が

できていたメンバーは、彼が音楽に参加できるように何十回も練習したのだろう。

 

彼が、万が一とんでもないタイミングで叩いて減点になっても取り返せるくらい

圧倒的な完成度をめざして練習したのかもしれない。

あの曲のあの山場に向かっていく音楽のスピード感と緊張感は、

結果として、その彼との合わせの何十回何百回もの練習の中で

作られたものなのかもしれないなあと客席から勝手に考えていた。

 

とてつもなく良い音がしていたと今でも覚えている。

その学校は朝日新聞社賞(1位)を獲得した。

 

 

 

さあ

今、私たち

人類は試されています。

 

このサイトに来てくれたみなさんが幸せになりますように!!

のんびり、ゆっくり、確実に。

 

TAKETAKEでした