何がなんでも溶岩が盛り上がって固まった柱状節理が大好きなので歩いてみた

      小道で鹿にこっち向いて見られていたのには幸運を感じた

       咄嗟にカメラを向けたらサッと立ち去った

        フッと空気が触れた

 

     

 

     

     すれ違ったのは、ひとりの釣り人だけ

      言葉を交わさなければ、浦島太郎だと…

 

     

     潮騒も神さまのささやきに聞こえた

 

     

 

    「諸説」あるが、ここは神武東征の最終上陸地だそうな…

     「諸説」と言ったら聞こえがいいが、まあフィクションだ

     

     

     阿古師神社 結構古い神話に出てくるミコトを祀ってる

 

神武東征

 無理クリとんでもないところから上陸したことにしなければならない

  ワケがあったのは何故か

 

 ここから上陸して奈良に抜ける道なんかないじゃないか

  海上から見える窟だけでなく、山奥のもっと巨大な磐座に腰抜かしただろうに

  

     

     実は、南方の海から海洋族が初めてやってきた時に、

      この海岸線の情景を見て腰抜かした

 

     更に舟を作るために山に入り木を切った

      その時に巨大な磐座に出会いまた腰抜かした

 

     温泉が湧いて鉱物が取れるという自然の贈与を感じ

      それは神さまを創造する始まりだったか 権力が入り込む以前の…

       ここのエリアで生きようと…

 

     明らかに天孫降臨族とは異なる

      こんな感じではなかろうかと想像してみた

 

     時の権力者は熊野の圧倒的な霊権を恐れていたはずだ

      熊野の謎、これだからおもしろい